んで、私の宿泊したホテルがここ、SANTA FE。お隣にオンワードホテルという白亜の巨大なのがあり、まあ、こちらはこじんまり…ってな感じですが、メンコイ！お洒落！お部屋も綺麗、立地も悪くないってなことで気に入った訳であります。そうそうお部屋代も安いしね。
　そして、後で分かったのですが、この白い車ね、これ送迎用で＄10で空港まで送り迎えしてくれるようです。知ってりゃあね、空港でまごつくこともなかったのにね。

　考えてみたら、アメリカ領を訪れるのは初めてで、当然ドルにも馴染みは薄かった訳ですが何だか種類多くない？でも、未だ札は良い方で、ワカランのがコイン。写 真には25CENTSと10CENTSしか写ってませんが、他にも5CENTS、1CENTなどがあります。で、問題はどこにも算用数字が書いてないこと。よーく見ると25CENTSにはQUARTER DOLLERと書いて有りますが、どうも絵柄が２種類有るようです。10CENTSにはONE DIMEの表記。ん？DIMEって何だっけ？？それにONE DIMEよりFIVE CENTSの方が大きいのも混乱のタネ。1CENTは銅色でこれだけは分かり易かった。
　で、早速お金を使ったのがこのROOT BEER。アハハ嬉しいですね。まー、考えてみたら売っていて当然と言えば当然なんでしょうが、GUAMでこれが飲めると考えてもいなかったので、何だかとっても嬉しかったです（笑）

　SANTA FEの裏手にはGRILLEがありまして、そこでこの景色を見ながら、ちょいと遅めのブランチです。見えている海はAgana bayで浮かんでいるのはアルバット島です。いやー南国に来たなぁ…と実感！

　さーて午後からいよいよ行動開始です。え？お買い物？いやいやそうじゃなくてさ。ここのアウトレットモールの西にあるハズのスポーツ・ショップ“HORNET”のオーナーさんMichel S. Linさんに会うのが今日の目的です。
　この方は、台湾出身でグアム北RC元会長、グアム州知事経済顧問、グアム中国人会会長という経歴の方で、私の知人Ｋ氏と交流がありましたが、２年程前から連絡が取れなくなったということで、是非とも消息を確認して欲しいと頼まれた訳です。また彼は、2500地区RACの海外研修の受入窓口になって頂いた経緯があり、Fieldも帯広北RC会員、現2500地区RAC地区委員、台湾大好き…等共通 のキーワードでちょいと興味をそそられまして、お引き受けした次第であります。
　まあ、このアウトレット・モールの西側でグアム最大のスポーツ・ショップということですから、直ぐに見つかるだろうと考えていたのですが、その考えの甘さに気付いたときには、もう汗だくになっていました。歩けど歩けど見つからないのです。仕方なく日本のＫ氏に携帯で連絡を取りましたが、私の探しているエリアに間違いは無さそうです。こうなったら…と近所の方、行き交う方々に次々質問しましたが、どうにも埒があきません。参ったね〜！

　そうだ！タクシーの運転手さんなら何か分かるかも…そう気付いてタクシー乗り場で運転手さんに尋ねてみたところ、あっさりと“HORNETなら車で5分か10分だよ”との返事。やったー！！早速お店まで送ってもらいましたが、そこはモールの西側ではなく東側…どうやら引越をしたようで、どうりで連絡が取れなくなった訳です。
　お店に入ると、店の中を車椅子で移動する紳士を発見。“もしかして林（Lin）さんですか？”最初見知らぬ 日本人の訪問に戸惑っていた彼も、私がロータリアンであり、2500地区RAC委員であること、Ｋ氏の依頼で店を訪れたこと等を話す内に笑顔がこぼれて来ました。そこで、早速Ｋ氏に携帯を入れました。“林（Lin）さんお元気ですよ〜。今、私の目の前にいらっしゃいます。”で、電話を代わってもらおうと思ったら、“すみません。電話を持てません”と仰る。“じゃあ、私が電話を持っていますので、お話しして下さい。”
　10分ほど彼はＫさんとお話をされていました。しかし、こうなると予測していなかったもので、私は荷物を持ったまま、最後は電話を持つ手が震える寸前で、冷や汗タラタラでしたね（笑）その後様々なお話をしました。35才まで台湾で生活していたこと、その頃はマラソンの選手だったこと（飾ってある写 真がその当時の姿）Guamに渡って40年経ったこと、リュウマチが悪化して手足が不自由になったこと等々。１時間ほどお話をして、帰ろうとした時に、“ホテルに迎えを行かせますので、一緒に中華を…”とお誘いを頂きました。しかし、Fieldは“中華は大好きですし、大変有り難いのですが…”と辞退しましたら、“遠慮されているのか？”と仰います。“はい遠慮しています。”との私の返答に彼は声を出して笑われました。“遠慮もありますが、私は今朝GUAMに着いたばかりで、とても疲れています。次回GUAMに来る時には必ずご連絡しますから、その時には是非ご馳走して下さい。そして、その時まできっとお元気でいて下さい。”と付け加えた。にっこり笑った林（Lin）さんは“分かった”と仰ってくれた。