M.F.さんにひかれて…

新幹線あさま(2009.05.29)

 新幹線である。新幹線は確か高校時代に東海道新幹線に乗った記憶がある。もちろん修学旅行って奴だ。そして、6年程前に東北新幹線に乗った。そう、あの時もM.F.さんに声をかけてもらって、宮城を訪れた時だった。そして今回は長野新幹線あさま…。北海道に住み、新幹線なんぞあまり縁のないFieldああるが、私の人生3度の経験の内、何と2度までM.F.さん絡みであった。
 昨夜は夜12時までお仕事、その後何としても出発前に出しておきたいメールがあり、格闘した結果 、3時。あらー旅行の準備は明日の朝しかないなと就寝。朝7時に目覚め、慌てて準備していて気付いたら、10時55分と思い込んでいたJALの出発時刻は、10時15分であった。うー思いきりヤバイ!とにかく撮影機材と財布とチケット…最低これだけは!と荷造り。
 一度出勤して、手はずを指示して空港へ…ヤバイなぁ。忘れ物無ければ良いけれど…。出発ロビーで、あらO会長、ご夫婦でどちらへ?え、Fデパートの社長、出張?T新聞社社の社長も出張?ORACのN君お子さん抱っこして…あら、奥様?初めまして、え?お母さんいやどうも初めまして。あらら、M歯科医院の理事長、ご夫婦でどちらへ?…いや、参った!どうも私の知り合い、10人ではきかないみたい!いったい何人いらっしゃったんだろう?ふーやれやれと、座席に座ったら、あら?お隣にはM歯科医院の理事長夫人。え?新幹線で新潟!じゃあ東京駅までご一緒しますか。

 

善光寺大門(2009.05.29)

 羽田に着いて、携帯の電源を入れたらメールが数本入っていた。その内の1本がmtanaさんで、“絶好のお天気なのにヒメチャ少なく撮影できず(涙)”最初、彼とはアポイで会う話だった。ところが、私がスケジュールを繰り上げた結果 、彼のサポートが出来なくなった経緯がある。心配になり東京駅から直電。ポイントなどは理解されているようで、ヒメチャが少ないのは時期の問題か?うーん歯がゆい!ゴメンね!
 新幹線の中では、ひたすらメールの返信。そして会社から緊急!至急!のコメントの度に新幹線のデッキに出て携帯をかける。うー!車窓の景色など何も覚えてないよ!というか見た記憶さえなかった。

 

善光寺 (2009.05.29)

 夕刻、長野に着いてホテルにチェックイン。街は観光客で賑わっていた。それもそのはず、信州長野の善光寺、7年に一度のご開帳の日なんだとか…。Fieldには何だか良く理解出来ていないのだが、とにかく凄いことらしい。
 ホテルで一休みしているところへ、M.F.さんからの電話が鳴った。そうですねー折角だから長野の街をうろついてみますか…ということで、最初に訪れたのが、ここ善光寺だった訳。ところで“祝 善光寺御開帳”の文字何で明朝体なんだろう。筆文字でやって欲しいなぁ。

 

行列(2009.05.29)

 境内はこんな状況、夕刻なのに長蛇の列が出来、最後尾は門の外まで続いている。何の列なのか理解していなかったが、列の先には大きな柱が見えていた。
 これは、回向柱(えこうばしら)というもので、今年は小川村産の樹齢270年の杉が使用されているという。この回向柱に触れることにより釈迦如来と結縁し、幸せが約束されるのだそうだ。
 しかしFieldは、並ぶ時間がもったいなかったので触ってはいないから、幸せは約束されてはいないのだ。(汗)

 

牛にひかれて(2009.05.29)

 今日、29日は私が所属する会の理事会があった。その後定例会議もあった。そして、夕刻からは、私が副委員長をつとめる会の委員会もあった。今回長野に来ることを理由に、それら全てにお断りを入れたのだが、数人の方から“牛にひかれて善光寺ですか?”と言われた。
 確かにによく聞くフレーズではある。しかし、恥ずかしながらFieldはその正確な意味を知らなかった。そのことを話すとM.F.さんは説明をしてくれたが、境内にはそれを説明する案内板が立っていた。ご存じの無い方の為に、アップで撮影したものを掲載させて頂きます。

 強欲で、信心の薄いFieldという男が北海道に住んでいた。この男は無類の蝶好きだった。ある日長野に住むM.F.さんが、蝶をダシにFieldを呼び寄せた。蝶に目が眩んだFieldは、公務も仕事も放り出して、はるばる長野へやってきた。そしてM.F.さんが最初に案内したのは、ここ善光寺だった…(笑)

 

寄り道

 善光寺から私の泊まる駅前のホテルまでは、徒歩30〜40分くらいだったと思う。ところが帰路はその7〜8倍かかったようだ。え?理由?寄り道したからに決まってるでしょ!
 最初の寄り道は、串焼きの店だった。とりあえず生を飲んだが、はやり気になるのは地酒。さっそく試してみたが、うーん聞いたことのない銘柄だ。どこの酒?横綱酒造…やっぱり聞いたことがない。それどこにあるの?川中島町。うーんさすがに聞いたことがある地名だわ。北海道という薄っぺらな歴史しか持たぬ 土地の人間にとって、日本史に出てくるような土地の名前を聞くと、一種の畏怖の念を感じる。 ははーっ、畏れ入りました!
 その後も幾種類か地酒を試したが、うーん、それなりに旨いのではあるが、やはり東北〜日本海側の酒がField好みかも知れない。それはともあれ、6〜7年振りに再会した方と、こうして酒を酌み交わせる喜びを、充分堪能できた一夜ではありました。うぃーっ、明日大丈夫かい?


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