亜細亜の大兄国訪問 その11トラブル

豫園にて… (2009.05.05)

 豫園を出る前に、こんなものを発見しました。径25cmほどの樹木の幹に10数個あったかなぁ〜。木に栄養補給もしくは、防虫…?容器の先は注射針みたいなもんでしょうか?容器のラベルがよく確認出来なかったので望遠レンズで撮ったのですが、辛うじて“虫”の文字が見えます。やはり防虫なんでしょうね。
 樹木を枯らす虫は確かに居ますね。気持ちは分かりますが、あんまり虫を毛嫌いしてもらいたくないなぁ。

 

浦東(プードン)新区 (2009.05.05)

 外灘(ワイタン、あるいは英語名:The Bund)と呼ばれる地区から、浦東(プードン)新区を眺めた図である。外灘一帯は19世紀後半から20世紀前半にかけての租界地区(上海租界)であり、当時建設された西洋式高層建築が建ち並んでいる。
 一方、浦東新区は、日の出の勢いで高層ビルが建ち並び、来年の万博もそこで開催されると聞いている。そしてその境界を流れるのが長江ということである。(長江の支流かも)長江はチベット高原を源流に全長6,300kmの川で世界第3位 の流程。中国では最も長い。そして中国では“河”一文字で黄河“江”一文字で長江を意味するらしい。 ここへ立ち寄ったのは、記念写真でもどうぞ…という配慮かな?

 

トラブル(2009.05.05)

 先にも記したように、朱家角と豫園へのスケジュールが午前と午後とで入れ替わり、午後は朱家角を目指してバスは走っていた。高速もしくは自動車専用道と思われる道路を走行中に、何だか異音がしてきた。何だ?と思った途端にバスは道路の脇に寄って停まった。Fieldは、理由が理解できなかったが、後部座席からパンクか?との声が聞こえてきた。
 バスの運転手は降りて、右前輪を覗き込んでいる様子。Fieldも降りてみたら、この状態だった。運転手はスペアタイヤやジャッキなどの工具を引っ張り出していたが、明らかに無理がありそうな程ちゃちな工具だった。
 ツアコンのお姉さんは、携帯をかけまくった結果、代替えのバスが来ますとの報告。

 

トラブル (2009.05.05)

 間もなくパトカーと思しき車が後部に停まった。その後JAFのレッカー車。ん?JAFなんて中国には無いから、CAF???
 まーとにかくこんな感じで大騒ぎ状態。バスの乗客は、皆一様に青ざめていたが…Fieldにとって、これはもしかしてチャンス!かも知れない!

 

高速道路脇にて…(2009.05.05)


 ここの高速道路、中央分離帯がグリーンベルトになっていて、中央には排水用の側溝があった。ここなら本来の“自然”が多少は見られるかも知れないと、カメラを手に走り回った。その結果 は、野生種と思われる植物10数種類。
 しかし、昆虫は…ミツバチ類1匹とトンボ1匹(日本産のウスバキトンボに近い種類)だけだった。草むらに居て当然のウンカなどの姿が全く無い。かなり高濃度の殺虫剤が撒かれていることが想像できた。

 

ツマキチョウ (2009.05.05)


 やはり蝶は無理かと諦めかけたとき、白いのがふわふわと飛んだ。逃してなるものかと、走りましたね〜。きっとバスの車窓から見たその姿は滑稽だったかも。小型だから、ヒメシロ系か?でも、直線的に飛ぶからツマキ系か?などと想像しながらようやく追い付いて撮影できたのがこの写 真です。
 はい、ツマキ♂でしたぁ。いやー折角だから見たことの無い奴を期待するじゃないですか。でも、見慣れた奴でしたね。でも嬉しかったことには違い有りません。幾種類か花は咲いてましたが、マメ科の花専門に吸蜜していました。


レッカー(2009.05.05)

 パンクの写真と、この写真までの時間差は48分…デジカメはこういう情報が残るところが便利です。で、代替えバスが遅れそうということで、先程のレッカー車ね。あれで牽引という事になったようです。
 パンクした前輪を持ち上げて、レッカー車がゆるゆると目的地に向かってる所を、バスの中から撮影した訳です。なかなか前代未聞ではありますが、これも後で良い思い出になるんじゃないの〜。で、次はどこ行くんだっけ? つづく…


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