帯広市内の公園で…

コガラ(2009..03.20 帯広市

 先週“山親父の目覚め?”と題したが、それまでこのField Noteの為に多忙を押して出掛けるのは控えてきた。外遊びをしたい。そしてその時間が取れる状況になるまで北海道のヒグマのごとく冬眠する…という気持ちだった。
 とりあえず、ここへ来て仕事の目処が立ってきた。まだまだ大きな仕事をいくつか抱えてはいるが、とりあえずは先が見えてきた感がある。…となるとやはり外へ出たくてムズムズしてきた。
 
お昼頃、幸福町のお客様の家を訪ねた帰り道にM公園を覗いた。青空が広がり、風もなく気持ちの良い日だった。駐車場に車を停め、降りるとすぐにヒヨドリの声が聞こえてきた。そして坂を登り切ったところでコガラの姿を発見。

 

コガラ(2009..03.20 帯広市

 飛翔を狙って連写?いえいえ、単なる偶然ですよ。枝に泊まっていた姿を捕らえようとカメラを向けた途端に飛ばれてしまったのですが、シャッターを押す指が止まらなかった。それが功を奏した偶然の産物なんですが、しかし、鳥の飛ぶ姿って格好良いよね〜!

 

シジュウカラ(2009..03.20 帯広市

 カラ類は他にシジュウカラとゴジュウカラが居ましたが、ゴジュウカラは一瞬姿を見せてくれただけでした。シジュウカラは餌台から餌を一つ啄むと近くの枝に止まってから、ゆっくりと殻剥きを始めた。決して餌台が込んでいる訳ではないのだが、結構神経質なのかな?

 

エゾリス(2009..03.20 帯広市

 エゾリスが居ることは気付いていた。いきなり枝から枝へと渡ったと思ったら太い木の幹を垂直に駆け下りてきた。そのまま雪の上に降りるのかと思ったら、ぴたっと急停止!ん?何をしたいんだ?と見ていたら、首を伸ばして、ぱくっと雪を食べた。どうやら、咽が渇いていただけのようだ。

 

アカゲラ(2009..03.20 帯広市

 実は、ここへ寄ったのは、シマエナガを期待していた。公園内をぐるりと散策してみたが、姿を見ることは出来なかった。諦めかけたときにキツツキの鳴き声が聞こえてきた。もしやコアカゲラ?…と、期待したがアカゲラだった。
 この直後高木の先に数羽のハシボソカラスが止まり、騒ぎだした。いったい何があったのかと見ていたら、次から次にカラスが集まり、瞬く間に30羽ほどになり、騒ぎは一段と大きくなった。結局何が起きたのか分からないまま、20分ほどで騒ぎ疲れたような感じで収束した。いったい何だったろうね?そうこうしているうちに雪が降りだした。おいおいまたかよ!今年は本当に雪の多い年だなぁ。

 こんな感じで、山親父は徐々に目覚めつつあるが、今はまだ慣らし運転状態…。エンジン全開までには、今少し時間が必要かも知れない。

 


戻る      2009年版目次へ      次へ