久しぶりに合流点

ムクドリ(2008.10.05 帯広市札内川

 Field Noteも一月(ひとつき)間隔が空いてしまった。その間、Fieldは何をやってたんでしょうね?お仕事が多忙だった?それも少しありますね。体調不良?それもあります。昨年のField Noteを見ると、やはりこの時期40日間もの空白があった。2007.10.27のノートに“咽の痛みは無い。特に熱が高い訳でも無い。鼻水が出る訳でも無い。クシャミも咳も無い。頭痛も無い。ただ、何となくだるい。力が入らない。身体を動かすと、すぐに汗ばむ…そんな感じだ。”…とあるが全く同じ症状だった。
 この一月何もやってなかった訳でもない。9月の中旬から帯広小学校で写真展を開催した。研究大会があるので、多くの人が集まるので是非と校長先生の勧めがあった。最終日の10月1日は生徒さんの前で講演をした。テーマは決められていなかったので、温暖化が蝶の生息に与える影響というテーマで行った。小学生には難しいかなと思ったのだが、自分が今、一番気になっていることを話したかったのだ。

 

マユミ(2008.10.05 帯広市札内川

 先生方の評価はまあまあだった。しかし、生徒にとってはどうだったんだろうと気になっていたら、写 真展を見た生徒さん・講演を聴いてくれた生徒さんから感想文(礼状?)が沢山届いた。Fieldが伝えたかったことは伝わったような気がして嬉しかった。
 翌10月の2日、帯広市議のH君から連絡が入った。“土曜日から、東コミセンでお祭りがあるんだけれど、壁が淋しいんだよね”と言う。東コミセン内の壁に地元近隣の方々の書画を飾ってもらう予定だったが、思ったより応募が少なかったらしい。“土曜日って、明後日のこと?!”唐突の話だったが取り敢えず引き受けた。

 

エゾムラサキツツジ(2008.10.05 帯広市札内川

 土曜の朝、作品を搬入し、そのまま夕方まで寝込んだ。1日寝たおかげで、少し体力は回復した。翌日曜日、お天気も良かったので、カメラを持って合流点に行ってみた。車を止めるとその先にムクドリの群が居た。辺りはすっかり秋の気配で、マユミが赤く色付いていた。沖縄で見たベニトンボの赤に似ていると感じた。
 ツツジが花を咲かせていた。移植された木には時々こういう現象が見られる。

 

モンキチョウ(2008.10.05 帯広市札内川

 堤防にはモンキチョウが飛んでいた。SONY α200 18mm〜70mmで試写しましたが、思った写真になりませんでした。ふと思い立ってISOを1600にした写 真は何とか見られたが、ノイズが多く引き伸ばすには辛いものだった。
 ISOをもう少し下げて、どこまで撮れるのか試したいとは思うのだが、年内にもう一度こんな光景に出会えるかどうか?その時の自分の体調はどうなのか?もしかしたら、2008年の蝶の撮影はこれで終わりかも知れない。


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