沖縄3日目その4 夜遊び?


夜の那覇市(2008.07.20 沖縄県那覇市

 やー疲れましたわ。睡眠時間2.5時間で、一日炎天下をうろついたんだから当たり前と言えば当たり前です。好みのホテルという訳ではないのですが、今夜の宿は那覇市内の西側にあるパシフィック。JALのパック・ツアーを申し込むと那覇市内ではこのホテルになっちゃいます。
 シャワーを浴びて、日焼けした部分に特効薬を塗りました。さーて、
今夜はどうしよう?まー普通 なら文句無く居酒屋を放浪する所だが、今日はねー。ホテル内で何か食べて寝る?そう思ってホテル内の飲食店をうろついてみたが、価格と内容に満足できる飲食店は無かった。
 最悪コンビニでも良いかーと、外に出てみたが、それも何だか侘びしいなぁ。3年振りの沖縄なんだから、こうなったら徹底的に楽しむか…。

 

群星(2008.07.20 沖縄県那覇市

 最初は何か美味しいものをと思いお店を探したが、なんだかピンと来るお店が見つからない。それなら沖縄の音を楽しみたいと、方針を変えて選んだお店が国際通 りにある群星。“ぐんせい?”いやいや“むれぼし?”おっとふりがなが振ってありました。“むりぶし”ここでも“あいういう”の法則が生きています。

 

本日の夕食(2008.07.20 沖縄県那覇市

 夕食はまーこんなもんです。島ラッキョウが嬉しかったですね。でも、今回グルクンの唐揚げと海ぶどうを食べるチャンスがありませんでした。特に海ぶどうが食べたかったなぁ。

 

ステージ(2008.07.20 沖縄県那覇市

 さあいよいよステージが始まりました。三線は若いお兄ちゃん。お囃子は年輩のおばさま…座長でした。島歌を数曲…その後リクエストで“花”とビギンの曲も数曲聞かせて貰いました。お兄ちゃんの三線は流石に上手で、声は甘かったなぁ。モテるでしょう?と聞いたら、“彼女居るんですよ”と座長が答えた。
 若い男性のお客さんがカチャーシーを始めた。そうそう沖縄独特の手踊りの一種です。頭上の手の動きが“かき回す”しぐさに似てるから
カチャーシー(かき混ぜるの意)だと聞いています。歓びも悲しみも全部かき混ぜて、そこに集う人達が皆平等になるという意味があるとも聞いています。座長が、Fieldにも踊るように促してくれましたが、遠慮しちゃいました。小力パラパラなら自信あるんですけどね(笑)

 

座長 宮里良子さん(2008.07.20 沖縄県那覇市

 店内の撮影は全て座長に許可をもらって撮っていたのですが、その座長が“私の髪も撮って下さい”と仰る。10数歳から50年伸ばしたご自慢の髪らしい。ステージの後、私の座るカウンターに来てくれて、色々なお話を聞かせてくれた。
 かなり疲労していたが、外に出て良かったと思う。Fieldの場合、旅の醍醐味は、その土地固有の動植物との出会い・景色との出会いと、そして人との出会いだと思っている。動植物や景色は、大きな環境の変化がなければまた出会える。しかし、人との出会いは殆どの場合偶然である。“袖擦り合うも他生の縁”という言葉が真実なら、それは必然でもある。人との出会いはそれぞれの人の、違った人生の交差点、実に面 白い。
 さーて、いよいよ明日は最終日、どんな出会いが待っているかな〜。


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