定点観測 その5の2

ヒメシジミ(2008.07.12 音更町

 クスダマツメクサが密集して生えている場所を見つけたら、そこにヒメシジミが来ていた。何とかそのシーンを撮影したくて、行ったり来たりしたが、なかなか撮らせて貰えなかった。考えてみたら、ブラック・ジーンズに黒いTシャツのFieldは蝶にとってもかなり怪しい存在だったのかも知れない。
 ところでヒメシジミは、クサフジに依存し、クローバーやムラサキツメクサ・クスダマツメクサで吸蜜している。何だか完全にマメ科に依存しているような気がしてきた。

 

スジグロシロチョウ(2008.07.12 音更町

 帰り際に士幌川の河川敷に寄ってみた。ここは先程のような鬱蒼とした木々が生えている訳ではなく、所々に柳が生えている程度の開けた明るい草原といった環境である。そこのクサフジにシロチョウが来ていたのでカメラを向けると、翅脈に沿った黒い筋が見えるものの、先程のエゾスジグロとは雰囲気が違う。
 先程のエゾスジグロシロよりやや大きく、明るい環境を好み、後翅全体が黄色味を帯びているから、これはエゾの付かないスジグロシロだと判断したのだが、そんな同定の仕方で良いのかどうか?100%の自信がある訳ではない。
ご異論をお持ちの方は是非ご教授願いたい。


ご 注 意 !18禁

以下には毛むくじゃらのキモイ写真が掲載されています。興味のある方のみご覧下さい。
(18禁…イ・ヤ・なら見ないでねの意味です。他意はございません。)

by Field

 

蛾の幼虫3題(2008.07.12 音更町


 ってなことで、何のことはない蛾の幼虫3態です(笑)一番上は、アスファルトの真ん中でじっとしていました。もしかして虫の息(?)だったかも知れません。食草が無くなって道を横断するはめになったのか、はたまた蛹化場所を探す途中だったのか、まあそんなところでしょう。クリーム色のベースカラー。そして濃いめのベージュと焦げ茶のドット模様。色彩 的に統一感があって、ナイスだと思いシャッターを切りました。
 真ん中のは剛毛びっしりでキモイのですが、これまた背面のクリーム色の模様と体節ごとにある焦げ茶の模様(写 真では分かり難いですね)がキベリの配色に似ていて、ふーんナルホド…
 一番下は、あれ?タテハの幼虫?と思い撮ったのですが、コヒオドシ等に似てはいますが、やはり蛾じゃないかと思います。 短時間に3種も撮れたので、一応ご報告まで…。


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