欲求不満解消 その2

オジロワシ(2008.03.22 浦幌町

 浦幌で最初に目にしたのはオジロワシだった。道路脇の高い松の木のてっぺんにとまっていた。悠々と周囲を見回していたかと思ったら、ふわっと宙に浮き今度は急降下を始めた。そこにはオジロワシのペアが居たらしく、1羽が迎え打つ。
 樹上のオジロが雄で、迎え打ったのも雄なら、地上に残ったのは雌?といったところでしょうか。鳥さんも恋の季節真っ盛りなのかなぁ。



ヒシクイ(2008.03.22 浦幌町

 ところで、豊頃町であれだけのマガンやヒシクイが見られたのだから、浦幌はいったいどんなことになってるんだろうと、期待していたのだが、何か変だわ。畑は閑散としている。時折ポツンポツンと姿は見えるが、どこに行ったんだろう?
 豊頃で渡り鳥を見たときには、浦幌が渡り鳥で溢れて、豊頃にも出現したと思ったのだが、どうも思い違いなのかぁ?

 

アオサギ(2008.03.22 浦幌町

 おかしいなぁと思いながらゆっくりと農道を車で流すが、マガンもヒシクイもなかなか見つからない。おっと、あの白いのは何だ?確かに何か居る。それも結構な数のようだ。しかし、全く動きはなかった。ただただじっとしている。
 とりあえず全体を撮ってから、望遠に切り替えた。ん?アオサギみたいだぞ。しかし全く動きがない。何やってるんだろう?ひなたぼっこかなぁ。畑にこれだけの数が集合しているのは初めて見た。暫く様子を見ていたがいつまでも動きがないので、まあ良いかと車をUターンさせたときに、道路の反対側に思わぬ ものを発見した。

 

タンチョウ(2008.03.22 浦幌町町

 何と豊頃では見つけられなかったタンチョウが浦幌に居た。しかも本当にすぐ目の前だ。トリミング無しでもこの近さだもの、本当にビックリ!
 
タンチョウは起こされたたばかりの畑に嘴を差し込み何やら餌を漁っているようだ。時折首をもたげては周囲を見回し、またその動作を続けていた。(もう少しつづく)


戻る      2008年版目次へ      次へ