久しぶりに林道を歩いて、少し気分が良くなった。でも、あまり良い写 真が撮れてないよなぁ…と少し欲求不満。相変わらずの欲張りFieldである。そう言えば今年の街路樹、何だか例年になく綺麗に色付いているなぁと感じていた。一度自宅に戻り車を止めたが、そのまま家には入らずにカメラに広角レンズ１本で、ご近所を散策することにした。
　Fieldの自宅は市の東側にあり、市内でも最も早くに開けた場所で、古い建物が多く、ご近所にはお寺が４つ、そして神社もある。そんなお寺の一つを覗いてみた。紅葉を愛でるには少し時期が遅く、地面 には落ち葉が敷き詰められ、歩くとカサカサと音がした。

　モミジ（カエデ科）の木がこの辺りにいったい何種類あるのかは知らないが、ざっと10種くらいあるのだろうか？ヤマモミジのような切れ込みが深くて真っ赤になる種も、典型的なモミジという感じで良いけれど、イタヤのように面 積が広くて真黄色になる種も悪くない。

　こちらは、樹齢もそうとうあるようで、立派な樹形だ。うーん良いね良いね！ところで、先程からFieldの頭の中には、サイモン＆ガーファンクルの曲が流れ続けています。“And the leaves that are green turn to brown〜♪”brownをredとyellowに置き換えて何度も何度も…

　うわー火事だぁ！寝ぼけ眼でこの風景を見たら、思わずそう叫んでしまうだろうなぁ。

　あのさー、ここまで赤くならなくても良いから！ …と言いたくなるくらい真っ赤っか！

　普通に順光で撮るとこんな感じ。黄色くなってから赤くなるのね。１粒で２度美味しいって奴だね。

　しかし、どうもFieldは紅葉を撮るのは逆光が好きで、真下から上を狙ってみました。少しだけ見えている青空が効いている！（…と思う）

　わざとに赤が入らないアングルで撮影。秋にこういう表現もおかしいかもしれないけれど、何だか涼しげな印象です。そういえば、これを撮影中にアキアカネが１匹飛んでいました。もうすぐ11月なのに、頑張ってるなぁ。
　自宅から数分歩いただけで、こんなに楽しめるとは思いませんでした。しばらく休載していたField Noteですが、また来週から頑張ろうかなーという気になりました。