台湾旅行から40日も経ってしまった。その間Fieldは、外遊びを殆どしていない。いくら北海道の蝶のシーズンがオフに近いからと言って、これほど長い期間Noteを更新出来なかったことは、かつて無かったように思う。
　その間全く外遊びをしていなかったかというと、正直に言って、１日だけ遊んだ。10月6日の釣り大会だ。大会がスタートして間もなく、リールの調子が悪いのに気付いた。これでは魚がヒットしてもランディング出来ないだろうと。リールを外してあれこれやってみたが、ダメだった。車に戻ってリールを交換して、本部席を覗いて“あと何分？”と聞いたら“もう、２分しかないよ！”との返事。その２分で54cmのニジマスをヒットさせて、他の参加者が白い目で見守る中、優勝カップを手にした。

　まあ、外遊びといえばそれくらいのものである。確かに帰国後多忙ではあった。たとえ数日とはいえ、最前線から離れると、元のペースに戻るには、やはり時間が必要なのだ。ところが、その矢先にどうも風邪をひいたようだと気付いた。夕刻何となく嫌な感じがしたので、市販薬を飲んだ。用心の為に翌日１日薬は続けた。そして、それで治った気になっていたら、数日後にまた嫌な予感。そんなことを繰り返しているうちに、半月以上が過ぎてしまった。
　 ルゴール液を稀釈してうがいを励行しているので、咽の痛みは無い。特に熱が高い訳でも無い。鼻水が出る訳でも無い。クシャミも咳も無い。頭痛も無い。ただ、何となくだるい。力が入らない。身体を動かすと、すぐに汗ばむ…そんな感じだ。

　外遊びを控えて、土日も休まずに出勤したおかげで、どうにか仕事の方は先が見えてきた。そして、今日はお天気も良さそうだ。そこでFieldは遠出を考えていた。知床方面 で、ルアーでアキアジを狙う？きっと素晴らしい景色にも会えるだろう。それとも室蘭方面 へ今年最後の一発狙いで、イチモンジセセリを探しに行く？それも良いなぁ…等と思案していたが、やはりどうにも力が入らない。
　朝起きて、どうしよう、どうしようと思うばかりで身体が動かない。そうこうしているうちに、９時になり10時になり…あーもうダメだ！外は晴天無風。気温も15度以上はありそう。うーんせめて音更の定点観測地へでも行くか…。車を置いて歩き出すと間もなく汗だくになる。運動不足？いや、それも当然あるけどさ、やっぱ体調悪いんだよ。

　紅葉もすっかり終わりかけ。林道にはやたらとミヤマカケスが飛んでいた。他に見たのはヒヨドリとコガラ、アカゲラ。オツネントンボが飛んでいた。他にはモンキチョウが１頭。風も無いのに、木の葉がハラハラ、ハラハラと降り積もっていた。
　この辺りの山はカシワとミズナラが多く、それらの葉っぱはあまり綺麗とは云えない茶色に変色していたが、それでもあちらこちらで目を惹く“赤”と出会った。１時間ほど林道を散策し、“赤”をキーワードに、シャッターを切ってみた。

　そういえば、このアキグミの赤い実。以前からずっと気になっていたのだが、お菓子のグミってあるじゃないですか、あのグニュウっとした食感の…。あれと何か因果 関係があるんでしょうかね？気になってたもので、今回初めて口に入れてみましたが、あの食感は無く、若干の甘味はあるものの、苦味もあって、決して美味しいという印象はありませんでしたね。どなたか、あのお菓子のグミの正体をご存知の方、教えて下さ〜い。