青空を求めて その1

カラフトセセリ(2007.07.21 滝上町

 鳥蝶ビデスコのmtanaさんが来道されている。今回の目的は、何が何でもエゾライチョウとのことで、Fieldもナビゲートすべく、下調べは万全!ところが、いかんせん天気が悪い。このところの十勝、何だか週末毎に天気が崩れる。結局十勝管内は諦めて、管外で天気の良さそうな場所を探した。そして、既に今回、mtanaさんは待望のエゾライチョウの成鳥の撮影には成功しているとの事なので思い切って滝上のカラフトセセリを狙ってみることにした。
 ようやく雨の上がった午前7時に出発したが、気温はかなり低い。ところが峠を越え十勝から離れるに連れ徐々に気温が上がってきた。滝上の手前で幾度か車を止め、様子を見るが、あまり調子が良くない。結局一度市街地まで行って、適当なポイントを探す。

 一番最初に滝上でカラフトセセリを撮影した場所を思い出して、そのポイントを覗いてみた。すると市街地の小さな空き地に数十頭のカラフトセセリが発生していた。

 

カラフトセセリ(2007.07.21 滝上町

 ところで前回の滝上もそうだったが、調子の悪いα7digitalは修理中で、今回もDimage7での撮影だ。ズームを28mmにしてマニュアル撮影で飛翔を狙ってみたが、獲物が小さくてなかなか難しい。数枚撮れたものを、濃度調整してトリミングしてみた。
 結局気温も30度まで上がり、カラフトセセリについては、まあ満足できるだけの数を見ることが出来たと思う。

 

ホワイトカレー(2007.07.21 紋別 市

 ところで、つい最近の某新聞北海道版で、紋別 方面の有志達により、オホーツク・北海道をイメージしたメニュー、ホワイト・カレーなるものが完成したと報じられていた。折角のチャンスだから、今日のお昼は是非それを食べてみたいと考えた。
 カレー自体は、牛乳ベースでトロみの少ないスープ・カレー風だが、真っ白ではなくやはり黄色く、野菜などの具の上に更に白いフワフワのメレンゲが乗っていた。ご飯の上にかけてみて気付いたのだが、カレーが染み込んで黄色味が目立たない。なるほど、だからトロみを少なくしたのか…

 お味の方は…しっかりカレーの味がした。しかし、牛乳がベースなので、まろやかな感じがして悪くない。更にメレンゲが淡雪のようで、見た目にもインパクトがあるし、味のまろやかさにも一役買っているのかも知れない。1,000円という価格がこなれてくれば、リピーターも出来るかも知れないが、このままの価格では“珍しいから一度は…”だけで終わってしまい、観光客だけのメニューになりかねない気がした。

 

カワラナデシコ(2007.07.21 上湧別 町

 本当なら今回の最大の目的、エゾライチョウの姿を求めて、十勝へ戻りたかったが、おそらくは未だ天候が回復しているとは考え難かった。ならば、天候に恵まれたこの、オホーツクにもう少し留まろうと考えた。
 オホーツクには海岸に沿って大小の湖が点在する。その一つ、シブノツナイ湖に野鳥の姿を求めて訪れてみた。前段にも書いたとおり、Fieldはデジカメを修理中だったので、小さな小鳥は撮影が出来ないと、あまり期待をしてはいなかったが、湖岸をピンクに染めるこの景色に驚かされた。

 

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