気温が上がらない日のお遊び…

エゾイワナ(2007.07.14 置戸

 台風4号が沖縄〜九州で猛威を振るい、大きな被害をもたらす一方で、梅雨前線を北へ持ち上げてしまったようで、北海道の太平洋側は7月だというのに、最高気温が12度だとか16度だとか…天候はぐずつき、とにかく寒い。いつもの年ならこの3連休、風来坊を決め込むところだが、どっちを向いて走って良いものやら見当が付かない。仕方ないから、天気予報と睨めっこして、お天気の良さそうな方へ波状攻撃をかけようと、作戦変更。
 14日、十勝管内の足寄町に午後から晴れマークが付いている。この時期のあそこなら、オオイチとメスグロヒョウモンが狙えると思い出掛けてみたが、時刻がちと早かった。現地は未だ曇り空で気温も上がってない。じゃあ、もう少し足を伸ばして置戸へ行き、未だ行ったことのない置戸湖でも見てやろうと思った。いつもは、湖の数キロ手前を通 過するだけで、実際に湖畔まで行くのはこれが初。

 置戸湖は思いの外大きく、周囲に立派な施設も建ち並んでいたが、こんな立派な施設誰が使うんだろね?湖の上流部の流れ込みで竿を出してみたら、エゾイワナ(アメマス)の20cmクラスがヒットした。湖を一周する間に少し気温が上がったとみえて、ダムサイトに戻るとオオイチモンジが飛んでいた。足寄もそろそろ天候が回復したんじゃないかと予測して戻ることにした。

 

オショロコマ(2007.07.14 足寄町

 移動の途中でもオオイチモンジの飛翔を見た。これは可能性があるぞと思ったのだが、足寄に着くと天気予報に反して、曇り空、気温も17度ほどしか無かった。うーん置戸でもっと粘るんだったかなぁ。
 蝶は諦めてここでもルアー竿を出してみる。20cm弱のオショロコマが釣れた。ところが、背の色が変わった魚のチェイスがあった。そこで生け簀を作り釣れた魚を放してみた。右側が標準的なベージュ色。左側がルアーをチェイス中には完全にグリーンに見えた。オショロコマも生息する水底の色に合わせて背の色を変化させることが出来るのだろうか?ちょっとした発見かも知れない。結局今日は釣り三昧の一日となってしまった。

 

戻る      2007年版目次へ      次へ