お絵かき


(ナミ)アゲハ…実写 (2007.05.26

 今週の木曜日、東京からS氏が訪ねてきた。最近蝶の写 真を撮り始め、ときどき画像を送っていただいていたが、お会いするのは初めてだった。その夜、お酒をご一緒して、蝶談議に花を咲かせたのだが、翌日、そして今日と気温は上がらず、しかも雨模様。昨年も当地にお見えになり、雨であまり良い成果 が得られなかったようなのだが、今回もこの調子では、やはり厳しいものが有ったかも知れない。
 ところで、Fieldは今日、思わぬ時間が出来てしまった。しかし、天候も悪かったので、これは普段出来てないことを片付ける日だと思い立ち、まずは床屋に行った。ところが満員…“2時間以上はかかるよ”とマスター。ならば先に買い物を…と思って1件目で用を済ませ、次と思ったところで、転けた!いや、マジに思いきり転けて、雨降りの駐車場に両手を着いた。腰を打撲、ふくらはぎ擦傷、両手のひらヒリヒリ!参ったなこりゃ。
 衣服と傷の状況を確かめなければと、とりあえず一度自宅に戻ったが、何だか気力が失せてしまった。ボーッとMachintoshの本を眺めていた。次に昨夜届いた
Illustratorのパッケージを開けて、マニュアルを読んでみた…何だか無性に絵が描きたくなった。

 

(ナミ)アゲハ…Illustrator(2007.05.26

 Fieldは、昔から絵を描くのが好きだった。油こそあまりやらなかったが、水彩 やアクリルはよくやった。カラーインクで、点描画もよく描いた。ペン先で1つずつ色を載せ、鱗粉の1つ1つを表現するような手法で蝶を描くのが好きだった。しかし、最近はすっかりご無沙汰している。
 いつかパソコンで、鱗粉を一つ一つ描いた超リアルな蝶の絵に挑戦したいと思っているが、今日はそこまでは時間が無いだろうと、とりあえず
Illustratorのベジェ曲線とグラデ機能でどこまで表現できるかやってみることにした。写 真は、私のHP“北海道の蝶”の中にある標本箱に納まっている写真である。
 右前翅と、左後翅を描いて、左右反転コピー、その後、翅の角度を微調整して出来上がったのがこの絵である。ここまで3時間。うーむ、やはり妙にスッキリしてるな。まるで絵のようだ。…当たり前か…

 

(ナミ)アゲハ…Illustrator+Photoshop(2007.05.26

 もっとリアル感が出ないかと、Photoshopで開いて、ノイズを発生させてから弱くガウスをかけてみた。うーん良いかもしんない!胴体など手抜きが若干あるけれど、翅だけ見て、すぐに絵だとはバレないだろうと思うが、どうでしょう?
 やーなかなか面白かったなぁ。いつか日本の蝶全種描きたいなんて、また欲が出てきましたが、標本写 真ばかりでなく生態写真からも何か描いてみたいな〜。しかし、普段から時間が無いと言いながら、こうやって趣味ばかり増やして、いったいどうするんでしょうね。全く困ったおっちゃんですわ。

 

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