午前5時52分、空を血のように真っ赤に染め、日が昇った。

　午前5時55分。未だ藍色の、南西の空には月齢20日ほどの月が白く光っていた。

　午前6時15分。暖冬とは言え、朝の冷え込みはまだまだ厳しく、札内川の川面 には川霧が発生していた。

　トビたちはここをねぐらにしていたのだろうか？彼等の一日も間もなく始まるだろう。

　たった20分間でFieldが目にした景色。幾年も、数百年も、数千年も、変わらず、営々と続いてきたであろう、自然の営み。そしてこれから先、幾年も、数百年、数千年と続きますように…。

　さーて、今日のFieldは…週末なのにお仕事なのよ…クスンッ！