アカゲラ(2007.01.20 帯広市

 1月2日、幸先良くスタートしたこのコーナーであるが、その後ピタリと停止。いやー実はあの後大雪が降りましてね。まあ、それだけなら良かったのですが、更にその後雨が降りました。実は年末にも雨が降ったんですが、その時は結構な量 で、それまでに積もった雪が融けてしまったんですが、今回そうはいきませんでしたね。
 何しろ雪の量が多かったのに対し、雨の量が少なかった。結果…例えば降雪の後、道路には少なからず轍(わだち…要するにタイヤの通 過跡)ができるのですが、その凸凹が適度な雨による水分を含み、そのまんまカチンコチンに凍ってしまった。道路・歩道・駐車場…至る所が凸 凹のまま凍ってしまって、危険なことこのうえない状況なんですよ。

 そんなこんなで、遠出は自粛状態だったのですが、こりゃあイカン!このまんまズルズルと家に隠っていたのでは、自称アウトドア・マンの名が廃ると、重い腰を持ち上げてちょこっとお出かけしてみました。と言ってもお近くのM公園ですけどね。

 

ゴジュウカラ(2007.01.20 帯広市

 重い腰と言えば、このお正月何故か2kgほど体重が落ちまして…いや、心当たりは全く無いんですよ。わー、また正月、太っちゃうかもなぁーと、気にはしていたのですが、結局正月休みが終わった段階で体重計に乗ってみたら、何と、何と予想外の結果 。そんな話をmy sonの“龍”にしてみたら、“ボクも2kgくらい減った…”な、何?!もしかして体重計が調子悪かっただけかい???まー、その後10日ほどして、また体重計に乗ってみたら元に戻ってましたけどね。これって体重計の調子が元に戻っただけ?良く分かりませんが…
 ところで、2日の朝焼け写真を撮った時に、100〜300mmズーム・レンズを外して車の後部座席にポンと置き、28mmレンズを付けて撮影したのですが、そのズームがそのまま置き去りになっていました。後日、後部座席のドアを開けた途端に“カンコンカンコン・コロコロコロ…”何かが勢い良く飛び出て、某スーパーの駐車場に転がったのですが…、あっちゃー!レンズだよ!大丈夫かなぁ〜と顔面 蒼白!自宅に戻ってカメラにセットし、操作してみたのですがどうもズームの動きが不審です。こんなだったかなぁ〜?何か違和感を感じるんですが、オート・フォーカス、オート・ズームその他は作動している様子。このレンズ、鳥の写 真に常用してるんだよね。

  その、ズームを付けてどんなもんか、確認の意味も有ってのM公園ではあったのですが、真っ先にアカゲラが姿を現してくれました。一瞬コアカゲラ…との期待もありましたが、どうも普通 のアカゲラのようです。その後、いつものシジュウカラ・ゴジュウカラ・コガラ…と期待を裏切ることなく姿を見せてくれました。

 

シマエナガ(2007.01.20 帯広市

 ここで嬉しい誤算がありまして、何とFieldの好きなシマエナガが群れていました。M公園では、過去にあまり見たことがなかったのですが、10羽ほどの群で、松の越冬芽を啄んでましたが、細い枝に止まりブランコのように揺れている姿は、何ともメンコイ!!相変わらず、ちょこまかと撮影し難い小鳥ですが、何とか10枚ほど見られる写 真が撮れましたね。
 公園をひと回りする頃には、すっかり汗をかいてしまいましたので、とりあえず駐車場に戻りましたが、まだお昼少し前。さてどうしましょう?

 

帯広川(2007.01.20 帯広市

 風もなく、お天気も良かったので、このまま帰るのはもったいないと、ついでにいつもの“合流点”も覗くことにしました。帯広川の最下流に架かる橋の上から、西を向いてシャッターを切りました。河川改修工事によってミゴトに直線化された川に、オオハクチョウとカモ類が点々と見えます。Fieldが子供の頃には、くねくねと曲がった楽しい川だったのに、何でこんなことをするのかねぇー。税金使って!
 まあ、ちょいと解説しますが、右手の堤防…これが毎年秋にモンキチョウを撮っている堤防ですね。そしてこの川が見えなくなる辺り…川は左に折れ帯広神社脇を流れています。逆に川下は間もなく札内川にぶつかり、そのちょいと下が、昨年11月にニジマスを釣った所…如何に普段のFieldの行動範囲が狭いかお分かりのことと存じます(笑)
 ところで、オオハクチョウの皆さんは背を向けておりますが、川の流れが向こうから、手前へと流れておりますので、流されないように上流を向いていると解釈して下さい。誰ですか!?Fieldが来たんで、皆そっぽを向いたなんて思ってる奴は!!!

 

アンタ誰?(2007.01.20 帯広川

 やって来ているカモ類に、珍しいのはいないかと探しているときに、見かけぬ 種類を発見しました。嘴の先っちょの黄色いのがやたら目立ったが、心当たりがない。うーむ、かつて見たことのあるような無いような…
 このカモ、やたらと潜る。ようやくピンが合って、いざ…という時には水の中…。それでも粘ってシャッター・チャンスを窺っていたら、ひょこっと近くの水面 に現れてくれた。遠目にビロードキンクロ…なんていう名前が浮かんでいましたが、こうして間近で見ると、どうも違うようですね。アンタ誰よ。

 

ホオジロガモ(2007.01.20 帯広川

 もしかして、超珍しい奴かも知れないなどと思いながら撮影しているときに、こいつが近くをウロウロしているのが目に入った。ん?身体のサイズと、三角形のおにぎり頭の格好が一致する!何だよ、ホオジロガモの♀かいな!でも、ホオジロガモの♀をしっかり捉えたのはこれが初だと思うから、満足!

 結局ズームレンズは、何とか使えた。しかし、100枚程撮って、5〜6枚上部の一部しか露光されていない写 真があった。まあ、これはかつて幾度かあったのと同じ症状で、もしかして、カメラ本体のシャッターに何か問題が有るのかも知れない。レンズは、オート・ズーム時には気にならないが、マニュアル・ズーム時にやはり違和感がある。いや、滅多にマニュアル・ズームは使ってなかったので、どこがどうと説明は出来ないのだが、何かおかしい。もう少し使ってみて、やはり気になるようだと修理屋さんに持ち込むしか無いかも知れない。ここで修理代がかかれば、欲しかったレンズがまた遠のくのだが、まぁ仕方ないよなぁ〜。

シジュウカラ・コガラ・ヒヨドリ・ヒドリガモ・キンクロハジロ他

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