ふたご座流星群(2006.12.14音更町

 仙台に住む従弟のY.M.から、14日がふたご座流星群のピーク日であると教わった。以前から流星をカメラで捉えたいと思いながら、ことごとく空振りに終わっていたので、今度こそはと狙っていたのだが、星を撮影するのに邪魔な月齢も、そして肝心な天候も何とか良さそう。毛糸の帽子、手袋、防寒着も用意して出かけた。向かったのは音更町の小高い丘の上。途中コンビニでホット・コーヒーとホット・蜂蜜レモンも用意して、これで完璧だぁ!
 
カメラポジションのおおよその心当たりはあったが、いざ行ってみると、樹木が邪魔でなかなか場所を決められない。ようやく納得の出来る場所を見つけ、三脚にカメラをセットしているときに、東の空から徐々に薄雲が広がりつつあるのに気付いた。うーんヤバイ!しかし、カメラをセット中にも、2、3個の流星を目撃した。お願い!これ以上雲が広がりませんようにと念じながら、カメラの方向を予測で決めてシャッターを押す。ISO1600、絞り開放で20秒の露出。これを何度も繰り返す。正に“下手な鉄砲も…”というヤツだ!
 10数枚目、シャッターが開いている間に星が流れた!やったね!これはきっと写 ってるゾと心の中でニンマリ!結局1時間程の間に流星は20個ほど目撃し、おそらく2、3枚は撮れているだろうと思った。身体がすっかり冷えてきたので、退散。帰宅後50枚程の写 真を拡大して丁寧にチェックしてみたが、結局“らしきもの”が写っていたのはこれだけだった。はやりうっすらと雲がかかり、遠くの街の明かりが微妙に反射している。もっともっと山奥の、完全な闇が得られる場所でなければ、満足な写 真は撮れないようだ。しかし、初の流星写真は一応撮れた訳で、従弟に感謝!懲りずにまた挑戦してみようと思った。

 

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