??マス(2006.11.04 帯広川

 昨日は、多少判断の甘さもあっただろうが、文字どおり“骨折り損のくたびれ儲け”の感があった。正直言って悔しい!これはリベンジが必要だと、懲りもせずに川へ向かった。帯広市には十勝川・帯広川・札内(さつない)川と大きな3本の川が流れ、それらの川は帯広市の最東端で合流している。その一帯をFieldが“合流点”と称していることは、Field Noteご愛読の皆様ならご承知頂けていると思う。しかしこの合流点、かつては帯広川が十勝川と合流し、その下(しも)で、更に札内川と十勝川が合流していた。ところが、帯広川は河川改修工事でストレート化され、直接札内川と合流、その下流で十勝川と合流させるという構造になった。しかも、先月の大雨で川筋が大きく変わったようなので、いったい本当の合流地点がどうなっているのか、興味があった。
 昨日は、十勝川と帯広川の間を進んだのだが、かなり危険な状態であることは、充分に分かった。では、札内川と帯広川の間を進んでみたら、どうなるのか…探索することにした。ところで、昨日“右足がつった”という話しをしたが、実はその帰途、右足を庇いながら薮漕ぎをしていて、左足もつってしまった。両足ともに、未だ傷みがあった。

 両河川の様子を見ながら、比較的平坦な石原を進んだ、途中先行者がいたので、大きく迂回して更に進んだ。途中の帯広川で、ここぞと思われるポイントで竿を出したが、川岸に足跡も多く、結構な人が入っていたようで、魚のアタリはない。枝川を2度ほど渡った辺りで、川岸に足跡が見えなくなり、絶好と思われるポイントを発見した。水深30cm程のところまで立ち込んで、ウグイカラー16cmのフローティング・プラグを下流に向かってキャスト。もちろん自作のhanty(ハンティ)である。
更に流れに載せてラインを70〜80m程繰り出したところで、リーリング開始。ゆっくり、ゆっくりハンドルを回す。途中木の根が沈んでいて、流れに変化が見られる場所がある。きっとここに大物が居るだろうと予測はしていたが、正にその場所でプラグはひったくられた。ところでこの魚、体型はニジマスなのだが、ニジマス特有の赤いラインが無い。しかも背中はコバルト・ブルーに光っていた。
 近年糠平湖でブルートラウトなるものが釣れるという。Fieldにはそのブルートラウトの正体が分かっていない。おそらくカラフトマスの陸封ではないかと推測しているのだが、果 たしてこのマスもそうなのかどうか、定かではない。

 

おまけ(2006.11.04

 夕方、近所のスーパーへ行った。お兄さんが陳列棚に花咲ガニを並べ始めた。“そのカニいくら?”と聞いたら、“298円です”との返事。何?!298!これは買うしかない!エビ・カニ・ウニ・貝類に目がないFieldはすぐに手を出した。よーく見たら、足が一部欠損している。安価の理由はどうもそれらしい。
 この洋皿、直径は30cmであるから、カニの大きさは想像がつくだろう。うーん何だかとっても得した気分で、ニコニコのFieldであった。(単純?!?!)

 

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