ナガサキアゲハ♀(2006.9.3 神奈川県

 どうせ昨夜は遅くまで飲んだんだろう!なんて声が聞こえてきそうですが、んなこたぁありません。意外と早く切り上げました。31日の夜は4時間、1日の夜は2時間しか寝てませんので、ここで深酒やっちゃうと、いくらタフなFieldでも、起き上がれない危険性がありますからね。新宿のホテルにチェックインして、就寝は11時くらいだったでしょうか?
 アラームが鳴ったのは5時半。おしっ!今日も元気だ!!ホテルの朝食なんぞ食べてたら遅れをとりますんで、お断り。ゴソゴソと身支度を整えているところに携帯が鳴りました。“あと15分かなぁ”“はいよ〜!分かった。5分後には降りてるよ〜”埼玉 県在住の祖谷氏である。いつぞや、私のHPで“S氏”になってると聞いて“良いよ本名で”と仰るから、本名書いちゃう(笑)チェックアウトしてホテルの玄関先で、パック牛乳を飲んでいるところに、祖谷氏が現れた。“相変わらず怪しい雰囲気醸し出してるね〜”は祖谷氏の第一声。そ、そうかなぁ?続いて車からもう一人降りてきて“Kです”と挨拶された。初対面 ではあったが“あっ徹子さんの弟さん”と言ったら、ゲラゲラ笑ってる。こりゃ冗談通 じそうで良かった。(えっ?名字分かっちゃった?そうよね、まー良いさぁ)

 途中、保土ヶ谷のサービスエリアで天ざるをゴチになり、外へ打たら何とアカボシゴマダラがヒラヒラしてた。あらら、これはこれは!気温もぐんぐん上昇してるし期待持てるなぁ。目的地到着が8時30分、ところがゲートが閉まっていて、中の駐車場に入れない。何々?開門は9時かぁ。 仕方なく門の周りをウロウロしていたら、ナガサキアゲハが飛んだ。慌てて追いかけてシャッターを切ったが…これクイズに使えそうな写 真だよね(汗)

 

モンキアゲハ(2006.9.3 神奈川県

 何て言う公園でしたっけ?とにかくここは公園なんですが、所々に花が咲いていて、アゲハとセセリが何種類か見えました。Kさんは車でゲートが開くのを待ってましたが、私はちょこっとゲートをくぐって撮影させてもらいました。
 それにしてもでかいよなぁ、モンキアゲハ!沖縄で毎年見てるけど、神奈川のモンキが一番でかいような気がします。ん?考えてみたら本州産のモンキアゲハの撮影はこれが初かも知れない。少し本気で撮ろうと、20カットくらい撮りましたが、ちょっと日影のこのカットが丁度良い露出だったようで、気に入りました。

 

アカボシゴマダラ(2006.9.3 神奈川県

 続いてナミアゲハ発見!今回ナミアゲハとキタテハだけは何としても撮ると決めていたのですが…ちょっと待って!!あれはアカボシじゃない?!やっぱ、こっちが優先だよね。徐々に間を詰めながら、数枚シャッターを切ることが出来まして、最後はここまで寄りました。うーん綺麗な個体だ!
 まあ、せっかく神奈川に寄ったら、これは撮っておきたい種ですよね。それが基本のキってもんです。

 

(ナミ)アゲハ(2006.9.3 神奈川県

 ところで、先程のナミアゲハはと探してみたら、未だ近くに居てくれました。でも、これちょっと欠けてるね。惜しいなぁ。でも、なるべく目立たない角度で1枚押さえておきましょうか。
 実はナミアゲハなんて、Fieldが子供の頃は、いくらでも居たんですよ。十勝にも…。ところがここ10数年くらい見たことがない。どこへ行っちゃったんでしょうね?でも、この現象、道内各地で起きているらしく、ナミアゲハ見ないね…がまるで道内の蝶マニアの合い言葉みたいになってます。これだけ温暖化が進んでいるのに、特定の蝶が減るというのは、食草の問題しか考えられませんが、じゃあどんな食草がどうなってるのか?Fieldにはさっぱりです。

 

アカボシゴマダラの終齢幼虫(2006.9.3 神奈川県

 続いて、公園内の山を、えっちらおっちら登りましたが、いやーエノキがあっちでもこっちでも自生してました。じゃあ少し探してみようかと思ったら、直ぐに見つかりましたね。これアカボシの幼虫だと思います。ここにはゴマダラも居ると聞いてますが、背中のポチポチの起き上がり具合が、どうもアカボシのようです。
 有名な話なんで、マニアの方は既にご存知でしょうが、そうでない方のために一応解説しておきましょうか。実はアカボシゴマダラというのは、日本では、奄美大島にしか棲息していない種でしたが、神奈川新聞によれば、1995年に埼玉 県で発見され、続いて1998年神奈川県でも発見されるようになり2002年ころから湘南を中心に勢力を広げているとのこと。更に調べではこれらのアカボシゴマダラは日本在来のものではなく中国原産の別 亜種であろうと言われていまして、人為的に持ち込まれた可能性が非常に高いとのことです。

 

アカボシゴマダラの蛹(2006.9.3 神奈川県

 ざっと見ましたところ、幼虫はかなりの数居ましたね。蛹も3つ発見しました。形はオオムラサキとあまり変わりませんが、このスジスジが特徴かな。丁度この時期、2化と3化の狭間みたいで、先程の成虫は3化でしょう。結局アカボシゴマダラの成虫発見は、あの1頭で終わりましたので、ラッキーだったとしか言いようがありません。
 しかし、このアカボシゴマダラ、北海道のオオモンシロみたいに、このまま定着するんだろうなぁ。


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