ツマグロヒョウモン(2006.9.2 山梨県

 次に向かったのは、虫林さん秘蔵のポイントとのこと。Fieldは、虫林さんの車に乗せてもらっての移動。そうそう思い出しました。虫林さんが北海道を訪れた時にも、車の運転は虫林さんでした。その日の早朝、Fieldは寝ていて足をつってしまったのだ。腓(こむら)返りと云う奴で、もう痛いのなんのって、歩くのがやっと!それで、あの日も車の運転は虫林さんにお願いした訳で…。
 車の中では、あれこれと当時のことが懐かしく思い出され、また久しぶりの再会で、話に花が咲いた。しばらくして、車は石堤の前の広い駐車場に止まった。実はここ、クロツバメシジミのポイントなのだそうだ。ところが、車を降りてFieldの目に真っ先に飛び込んだのが、ツマグロヒョウモンだった。初めてツマグロヒョウモンを見たのは、7年ほど前の奈良だったが、その時写 真は撮れていない。その後毎年沖縄で見かけていたのだが、何故か撮れた写真は全部雄ばかり。かねてから、雌の写 真をと思っていたのだが、ここでチャンスは巡ってきた。

 皆がしゃがみ込んで、クロツの写真を撮り始めたが、Fieldはツマグロが気になって仕方なかった。すると、丁度手頃な位 置にツマグロが止まってくれた。アハハ、やったやった!

 

ツマグロヒョウモン(2006.9.2 山梨県

 ツマグロが比較的のんびりと吸蜜してくれるようなので、カメラをDimage7に換えて広角で狙ってみた。あれこれと角度を変えながら10枚ほどシャッターを切ることが出来た。

 

クロツバメシジミ(2006.9.2 山梨県

 さて、真打ちを待たせてしまいました。こちらがクロツバメシジミです(笑)カメラはそのままDimage7で暫く撮りましたが、マクロ機能は望遠端だけにしかありませんので、これ以上寄れません。 雰囲気は悪くないのですが、相手が小さ過ぎて、写真はイマイチです。

 

クロツバメシジミ(2006.9.2 山梨県

 こちらも同じ。うーん悔しいなぁ

 

クロツバメシジミ(2006.9.2 山梨県

 Dimage7は諦めて、α7Digitalに換えました。アハハ、やっぱこっちの方が性に合ってるかも知れない。虫林さんも、180mmマクロはFieldにお似合いのレンズだって仰ってたしなぁ。でも、どういう意味?レンズにお似合いなんてあるの???

 

クロツバメシジミ(2006.9.2 山梨県

 ところで、クロツバメシジミは名前からしてツバメシジミのご親戚 かと思っていた。ところが、食草のツメレンゲの脇にキリンソウが有るのを見て気付いたのだが、こりゃぁもしかしてジョウザンシジミの方がより近縁なのかも知れない。どちらもベンケイソウ科の植物で、生息環境は似たようなものだろう。また、食草から10mと離れることのないその生活振りは、ジョウザンシジミと何等変わるところがない。もしかして、あそこに生えていたキリンソウも食草の一つなのかなぁ?


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