ゴマシジミ(2006.8.26 音更町

 昨日、気温は30度ほどあったが、風が乾いていた。日中と朝夕との寒暖差も大きく感じた。北海道はもう秋の気配がする。今日もお天気は良さそうだが、特にスケジュールは立てなかった。
 実は明日、50人規模の釣り大会の企画があり、私はその主催責任者になっている。ところが実行部隊の皆さんが、何しろ初めてのことで心配でならないらしい。何とか時間を作って現地に様子を見に来て欲しいというのだ。うーん、本当はルリ・キベリ探しに遠出したかったところなのになぁ…。

 遠出をしないとなると現金なもので、目覚めは8時。えーこんなに遅く起きたのは久しぶりだよなぁ。ところが、外を見たらピーカンだぞ!これが先週ならなぁー。と、ぼやきながらもじっとはしてられず、カメラを積み込んで出発。さーて、どうしましょう。折角のお天気だから、せめてゴマちゃんでも見に行くかぁ、と音更町のポイントを目指した。

 

ゴマシジミ(2006.8.26 音更町

 林道に入りポイントに近づくが、蝶の姿は少ない。やっぱり秋だからかい?途中、テリ張りのゼフ発見。車を止めて確認したら、ボロボロながら後翅には黒いVサインが見える。ありゃー、エゾだよなぁ。前にもここら辺りで卍になって飛んでたもんなぁ。でも、あそこまでボロボロじゃあねー。まだこれぞという写 真の撮れていない種ではあるが、残念!

 

ゴマシジミ(2006.8.26 音更町

 いつものゴマ・ポイントにはざっと見渡して十数頭飛んでいるのが見える。とりあえず、望遠マクロで撮ってみたが、どうも力が入らない。開翅してくれるのは居ないかと、ポイントの中央でしばらく炎天下に立ち尽くしてみたが、汗だくになり疲れてしまった。
 レンズを広角に換え、今度は飛翔を狙ってみたが、思いの外日差しが強く、白飛び写 真のオンパレード。それでも打率1割で数枚ヒットがあった。

 

ゴマシジミ(2006.8.26 音更町

 それにしても、相手がどんな種であれ蝶に向かってシャッターを切るのは楽しい。いつの間にか夢中になってしまったが、そろそろ行かねばならない。あー失敗したなぁ。もっと早起きするんだった!
 こんなにお天気が良いのに、もったいないなぁーと思いながら、車を釣り場へと向け走らせた。

 

ベニシジミ・キアゲハ・ミヤマカラスアゲハ・ヒカゲチョウ・ウラギンスジヒョウモン


戻る      2006年版目次へ      次へ