花火 その1(2006.8.13 帯広市

 Field Noteを永年ご覧の皆様には、既にお気付きの方もいらっしゃるかも知れない。今日は某地元新聞社主催の花火大会の日である。私はその新聞社が嫌いで、勿論我が家ではとっていない。それに花火を見て感動するような年齢でもない。しかし、大会の総合司会が私の友人だったり、何だったりかんだったりで、結局全く見ない年は少ないかも知れない。
 それにしても、昨今の花火熱は、私の目には異常にも映る。釧路はもとより札幌その他全道各地からこの花火を見に人が集まる。おかげで、今夜のホテル・温泉ひいては“らぶほ”まで満室と聞くから、まあ経済効果 だけは認めるとしよう。実際今日のお昼に、Fieldは釧路市から帯広市まで走ったわけだが、既に釧路〜白糠間は渋滞気味だった。既に花火狂想曲の始まりである。
 私の会社のお盆休みは、せいぜい5〜6日であるが、さすがのFieldも全部出ずっぱりは身体に堪える。従って前半戦・後半戦に分けて一度帰宅することが多い。また今回はヤボ用もあって一度帯広市に立ち寄った。

 

花火 その2(2006.8.13 帯広市

 実はこの花火会場まで、私の会社から徒歩3分。自宅からも15分程度で、朝からFieldの携帯に“車停めさせてくれ”コールが入っていた。さて、私はどうしましょうと思いながらも、デジカメで遊んでみようかと出かけた。但し会場ではなく、ちょっと遠い、人混みのない場所を選び、望遠レンズをセットした。
 その1:昔、画用紙にカラフルな絵の具でデタラメに着色し、その上を黒いクレヨンで全部塗りつぶし、鉄筆で絵の具で塗った地色が出るように、クレヨンをひっかきながら絵を描いたことを思い出す。(S2秒、F20)
 その2:更にシャッタースピードを遅くして、花火の重なりを楽しんでみたが、これまた絵画的な写 真になったと思う(S6秒、F22)

 

花火 その3(2006.8.13 帯広市

 もう少し花火らしくならないかと、更に絞り込んでみた。ただし、別 々に撮った写真2枚の合成である。データは共に(S2秒、F32)

 

花火 その4(2006.8.13 帯広市

 これも2枚合成ですが、上イソギンチャク。下ウニみたいで面 白い。(S1.6秒、F22)

 

花火 その5(2006.8.13 帯広市

 変わり花火2題これも合成です。上(S1秒、F13)は花か太陽のイメージ?下(S5秒、F22)は蝶々かも知れません。

 

花火 その6(2006.8.13 帯広市

 最後はFieldの好きなしだれ柳です(S2.5秒、F16)もっと長時間露光すべきだったかなと思いますが、先に打ち上げた花火の煙で、良く見えなくなってしまいました。どう撮ったら、花火らしい写 真になるのか、また花火が単発か、複数かで適正露出も変わり、つくづく難しいものだなぁと実感しました。でも、面 白いお遊びではありました。


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