地図を見ていたら、ウトナイ湖 サンクチュアリ ネイチャー センターというのを見つけた。ウトナイ湖は確か水鳥で有名なはず。しかし、この時期に水鳥は居ないだろうなぁーと思いながらも寄ってみることにした。
　駐車場に車を停めて、まず目についたのが、“エリア内禁煙”の看板。はいはい分かりましたよ。山火事でも心配してるのでしょうか？カメラを担いで湖の方面 に向かった途端に、頭上で鳥の地鳴きの声がした。じっと目を凝らしていると、４m程の至近距離に、ひょっこりとこの子が顔を出した。
　嘴の感じはどうも幼鳥っぽい。目の上にうっすら白い線。ナントカセンニュウの類だろうか？しかし、ここは水鳥だけでなく、他の野鳥も楽しめそうな雰囲気だ。

　そう思っていたら、確かにスコープを持ってうろうろしている人達が結構いらっしゃった。やっぱりねー。湖はまあ、どうということもないものだった。遠くにはビルや鉄塔が見えて、眺めが良いという程のことはない。アオサギと、何故かハクチョウが１羽遠くに見えた。
　そこにＮ君から電話が入った。“どうでしたか？”と気遣ってくれている。“目指す蝶の写 真は撮れたけど、未だ時間が早いのでどうしようかと思って…”“門別でアレを狙ったらどうですか、どうせ帰り道だし…”“実はそれ、考えていたんだよ…”みたいな話があって、次の行き先は決まったが、もう少しこの辺りをうろついて見よう。
　湖から一度元の場所に戻り、別ルートを歩いてみようと引き返したところで、こいつを発見したのは良いが、またまたワカラン！鳥素人のFieldは全く困ったものだ！

※上記２枚の写真について、mtanaさんにお問い合わせをしたところ、更に確証を得るためにＦさんという方にも訊ねて下さったそうで、結論としては、上がウグイスの巣立ちビナ、下がウグイスではないかとの見解を頂いた。ご両名に感謝申し上げます。（お手を煩わさないようにもっと勉強しなければね…）

　今朝もそう感じたのだが、この湖周辺にはホザキシモツケが目立って多かった。ならば居て当然のフタスジチョウ。しかし、食草が多い割には、思いの外数は少なかった。
　でも、このフタスジ、道東産より白帯が狭い気がするなぁ〜

　湖にごく近い場所で目立っていたのナガボノシロワレモコウ。かなりの数咲いてましたね。で、そうなるとこれまた居て当然のゴマシジミ。かなり新鮮な個体のようです。こちらは結構な数見ましたね。特に立入禁止エリアで（汗）
　さて、お昼近くなりましたし、そろそろ次の目的地に向かいますか。今度はどんな蝶に会えるかなぁ〜？ワクワク！！