クモマベニヒカゲ(2006.7.30 上士幌町)

 この山を訪れるタイミングは、ピッタリだったようで、クモマベニの雄・雌ともに新鮮な個体を沢山見ることが出来た。1時間半ほどで、100枚を優に越える写 真を撮ったのだが、どうも不安が残る。蝶が黒に近い焦茶なので、真っ黒く潰れはしないかと、プラス補正をして撮影していたのだが補正し過ぎて、今度は花や葉のハイライト部分が白飛びしてるのではないかと不安だったのだが、その不安は的中していた。
 蝶は何とか写っていても、花は原型をとどめないくらいに潰れ、ダンゴになっている写 真ばかり。うーん未熟だ!でも、どう撮れば良いんだぁ?ここはフィルターを咬ますしかないのかなぁ?

 

クモマベニヒカゲ(2006.7.30 上士幌町)

 撮った写真がそんな結果だったことも知らず、とにかく沢山の写 真を撮ったという満足感で、意気揚々と下山した。もう少しで車を停めた登山口…と思う頃アカバナに止まる蝶を発見!ベニヒカゲ?と思ったら、これまた新鮮なクモマベニの♂だった。高度は875m。

 

オショロコマ(2006.7.30 上士幌町)

 ところで、今朝帯広市を出発した時には考えられないほど気温が上がっている。ちょっと涼もうかと、ルアー竿を手に河原に立った。しかし、浅い。浅くてルアーを引くのにかなり神経を使う。超軽量 の小型スプーンを引いたら、何やらチェイスはあったが、アタックはない。
 ここはテンカラだなと、車に戻り竿を探すが載せてなかった。代わりに3.2mのヤマメ竿にテンカラ・ライン、ウルフパターンのドライフライを結んだ。早速反応はあるが、合わせられない。うーむ、腕が鈍ってる!
 数匹バラした後で、何とか勘が戻ってきた。イワナというのは大抵は大きい順に釣れるものだが、今回は徐々にサイズが大きくなった。フライの流し方、合わせ方が徐々に良くなった結果 かも知れない。

 

クモマベニヒカゲ(2006.7.30 上士幌町)

 さて、車に戻り違う林道に入る。高度がどんどん上がり950m。道端のハンゴンソウに無数のコヒオドシが来ていた。沢山コヒオドシが居るゾという写 真を撮りたいと思ったが、どう撮って良いものか、No idea! 情けない!!
 
丹念にハンゴンソウを見ている内にまたまたクモマベニ発見!日影だったもので、ストロボを光量 最低にして発光させたが、まだちょっと強すぎたようだ。かくして今日は、クモマベニ三昧の一日だった。あー楽しかった!でも、枚数撮った割にはあまり良い写 真が無く、己の未熟さに落ち込む。この腕の悪さをカバーできるのは、やはり機材?弘法も筆を選ぶべきか?いやいや、まだまだカメラを使いこなしてから…精進精進!

 

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