クジャクチョウ(2006.7.29 富良野)

 さて、観光はそんなところで、早速蝶探し…でも、実は正確なことは何も聞いてない。まぁ適当に行きあたりばったりで、何とかなるだろうと考えていた。
 最初に覗いた林道では、ものすごい数のコノシメ(トンボ)に驚かされた。3桁ではなく4桁は居ただろう。更に進むとノリウツギにクジャクチョウが止まっていた。白い花だったからなのかも知れないが、いつも見るクジャクチョウより赤味が強く感じられ、綺麗だった。

 

コキマダラセセリ(2006.7.29 富良野)

 実は探していた蝶の名前はセセリチョウの一種だった。極めて似た種類が道南に居て、何度か撮影していたが、そのセセリチョウはまだ撮ったことが無かった。
 “黄色い背の高い外来種の植物に来てますよ”と言われていた。それってオオハンゴンソウの事かなぁ?とオオハンゴンソウに来ているセセリを片端からファインダー越しに覗くが、コキマダラばかり!
 でもねぇ〜考えてみたら、道南の近似種はいつもお盆前後に撮っていた。ってことは同種のセセリもまだ発生していないのかも知れない。しかも、天候異変が続き何もかもが遅れて発生している北海道であるからなおさらだ。セセリ探しは止ーめた!とあっさり中断。

 

モンキチョウ(2006.7.29 富良野)

 ところで、このムラサキウマゴヤシをあちこちで見かけたが、十勝では見たことがない。最初にこの植物を見たのは恵庭で、雑草と思っていたが、一面 ウマゴヤシの原っぱを見つけた。これって牧草?名前の通り馬の飼料になるのかなぁ?
 ウマゴヤシにモンキチョウが来ていたが、吸蜜植物にも幼虫の食草にもなっているようだ。逆光で白色型のモンキを撮ってみたら、何だかシースルーのスカート から、脚がうっすらと透けてるみたいな悩ましい写真になった。ん?想像し過ぎか?(笑)

 

麦畑(2006.7.29 富良野)

 ここでの蝶探しは、さっさと断念した。実は探しているうちに、ある蝶のペアを見つけたが撮れなかった。いやFieldが結構好きな蝶なもので、何とか撮りたいという気になった。あれなら十勝にも居る。しかも、ここがこんなに晴れているなら、きっと十勝も予報に反して晴れているに違いない。 発生しているかどうかも分からない蝶に時間を割くのは止めて、十勝へ戻ろうと決めた。その帰り道に見た風景が上の写 真なのだが、何で富良野って、どこを見ても絵になるんだろうねー!

 

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