イチモンジチョウ(2006.7.16
日高町)
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さて昨夜から、またお天気予報と睨めっこである。この時期出かけてみたい場所をリストアップして、全部のお天気を調べる。雨の予報が出ている場所は削除して残った場所を比較検討…ん、決めた!そう思って就寝したが、今朝起きてまたネットでお天気調べ…と思ったら、お天気のデータは昨夜のままで更新されていない。それもそのはず、未だ午前6時前だもの…。じゃあ、昨夜決めた場所へと出かけますか。
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ウラジャノメ(2006.7.16
日高町)
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実は昨夜から少々悩んでいることがあった。いや、いつもノー天気なことばかり書いているFieldではあるが、実はそんなにお気楽な性格ではないのだ。ん?だーれ?今、“ウソ〜ぉ!”って言った人。ウソじゃ無いってば、悩みの3つや4つはいつだって有るの!ま、とにかく少しボーっとしてたみたいだ。でも、車の中には、サブ機のDimage7がある。2年前までは、これで撮りまくっていた訳だから、何とかなるさ。
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ジョウザンシジミ(2006.7.16
日高町)
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最初のポイントに到着したが、お目当ての蝶が居ない。しかし、キリンソウが咲いていて、出遅れたジョウザンが飛んでいた。比較的新鮮な個体だった。カラタカも数頭現れたが、こちらはややお疲れモードだった。そこでしばらく粘っていたら、後ろからワゴン車が来た。クラクションが鳴り、運転席の窓が開いた。“相変わらず、ご活躍ですね”と声がかかる。
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エゾツマジロウラジャノメ♀(2006.7.16
日高町)
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十勝を出発したときには、厚い雲がたれこめ、ホントに晴れるのかぁ?と、やや不安であったが、日勝峠のトンネルを抜けると、空が一部開いて、青空が見えていた。林道に入ってからは、ずっと日が射していたが、ここにきてまた曇ってきた。小さな雨粒も落ちてきたが、崖の上の方には、ツマジロウラジャノメが吸蜜している姿が見えた。上空を見上げ、雲の大きさを確認する。風向きを見極めると、直ぐにまた日が射しそうな予感。とにかく、ここで粘ってみよう。
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コチャバネセセリ(2006.7.16
日高町)
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崖にはキリンソウの他に、ヤマルリトラノオが目についた。あちこちでかなりの数の花が見られたが、この花、セセリチョウに人気らしく、コチャバネ、コキマダラ、カラフトタカネ…と次々に訪花していた。
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エゾツマジロウラジャノメ♂(2006.7.16
日高町)
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11時過ぎ、朝からあちこちの崖を行ったり来たりして、長時間歩いていたので、少し疲れてきた。相談してオオイチのポイントを覗こうということになった。最後に撮ったこのツマジロは、またまたノーファインダーだが、何とかピンが合ってくれた。
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エゾシロチョウ(2006.7.16
日高町)
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さて、ここは別の沢である。オオイチモンジのポイントとなっている大きな崖までやってきた。崖にはこれまた大きな金網が張られていた。何年もここを訪れていなかったのだが、崖にへばりついたいくつものオオイチを撮影した記憶があるので、以前はこんな網はなかったと思う。
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本日出会ったその他の蝶…オオイチモンジ・カラフトタカネキマダラセセリ・ミスジチョウ他