アヤメ(2006.7.8 十勝三股)
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先週の赤岳は、Field的には何だか不完全燃焼であった。欲深のFieldは、もっともっと高山蝶を撮りたいと思った。しかし、同じ山へ登るのも面
白くない。ならば赤岳のお隣の、黒岳に登ろうと決めて出発。 |
コウリンタンポポ(2006.7.8上川町)
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無論それは偏見であると、Field自身感じている。在来種だの外来種だのという知識がなく、見た目が綺麗であれば、綺麗と感じて当然のはずだ。
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マルバシモツケ(2006.7.8黒岳)
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そんな事を考えながら、層雲峡に到着したが、空はどよ〜んと曇っているが、天気予報は決して悪くなかったはず。まあ、そのうち晴れるだろう、程度に考えていた。
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クロユリ(2006.7.8黒岳)
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リフトで7合目まで行ったが、やはり下よりは光量
不足。シャッタースピードが稼げない。しかもガスがかかっているので、被写
体との距離があると、写真は白く霞む。
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チシマヒョウタンボク(2006.7.8黒岳)
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気温は12〜13度だろうか。時折濃いガスに包まれる。登るに連れて徐々に不安が増す。本当に天候は回復するのだろうか?
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ショウジョウバカマ(2006.7.8黒岳)
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もうそろそろ例の奇岩…そうそう“招き岩”…が見えて良いはずと思ったが、やはりガスで何も見えない。そして、ついに雨粒が植物の葉を叩く音がバタバタと聞こえてきた。あらら、ヤバッ!
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ハクサンチドリ(2006.7.8黒岳)
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この時期の大雪山は、当然のことながら雪渓を歩かなければならない。登りは何とも思わないが、下りには少し恐怖を覚える。実際何度も足を滑らせ尻餅をついた経験もあるので、慎重に慎重に…
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エゾツツジ(2006.7.8黒岳)
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リフト乗り場に着くと、休まずにすぐにリフトに乗った。係の方がビニール傘を貸してくれた。ところが、その直後雨は止んだ。5合目で傘を返却。どうもありがとう!雨は止んだが、目的の高山蝶を撮影できるほど気温が上がることはあるまい。心残りはない。
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エゾシマリス(2006.7.8黒岳)
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そんな事を考えていたら、シマリスが現れた。7合目と、その上でも何度か目撃してシャッターを切ってはいたが、最後にまた現れてくれて、少し癒された気分。ありがとねー。
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