ミヤマカラスアゲハ♀(2006.6.24 音更町)

 この時期の北海道は、私の好きな花、チシマフウロの咲く季節です。分析してみると私は、花は紫系が好きかも知れません。あまり大きな花は得意ではありませんが、このチシマフウロは、中くらいでしょうか?そして何より、群生シーンを見るのが好きです。今日はそのチシマフウロと蝶の競演を中心にご覧頂きましょうか…
 パピリオ族とチシマフウロの組合せは、今まであまり見た記憶がありませんでしたが、今日はキアゲハも吸蜜に来てました。蝶の発生と花の開花期の微妙なズレで見ることが出来たシーンかも知れません。

 同じアゲハ類でもパルナシウス族は、チシマフウロとお似合いのカップルなんですが、残念ながら、今日はあまり見かけませんでした。

 

カバイロシジミ(2006.6.24 音更町)

 この組合せもあまり過去に記憶は無いのですが、ブルーに薄紫もなかなか良い組合せかも知れません。 ブルーで言えば、コツバメもこの花に来ますが、ルリシジミが来ているのは見たことが無いかも!

 

シロオビヒメヒカゲ(2006.6.24 音更町)

 発生と開花が完全にオーバーラップしているので、見慣れたシーンのように思いますが、この個体はチシマフウロに執着がなさそう。お腹一杯なだけかなぁ?

 

カラフトタカネキマダラセセリ(2006.6.24 音更町)

 これまた見慣れたシーンです。チシマフウロとウスバシロがベストカップルなら、次点はこのカラタカで決まりです。もっとも、今日は訳があってウスバシロは掲載できる写 真がありません。実は、チシマフウロの直上を飛ぶウスバシロ…というテーマで臨んでいたものですから失敗写 真ばかり、100枚も捨てました。ウスバシロの発生数も少なかったので、また今度に期待して下さい。
 ところで、上の写真が♀だったので、下に♂の写真も掲載しました。これもチシマフウロに止まっていたら一層良かったのですが…
 チシマフウロ上で、他に見たのはスジグロシロチョウ、コチャバネセセリ、ベニシジミ…。私だけではなく、色々なチョウにも好かれている花のようです。私も、久しぶりに好きな花と沢山の種類のチョウを見ることができて、満足!!

 

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