チャマダラセセリ(2006.5.20 帯広市)

 5月17日、私の元へ東京からBさんが訪ねてくれた。昨年8月27日、誕生割で私が東京を訪れた時以来の再会だ。そして昨、19日にはBさんの友達のMさんも帯広入りした。実は昨年私が東京を訪れた時に、帰りの羽田で札幌のKさんと“来年はアポイでご一緒しましょう”と約束をしていたのだが、その企画に参戦してくれることになったのだ。
 ところで当初、登山の予定は今日20日だったのだが、今日より明日の方が天候が良さそうとのことで、1日スライドさせた。特にMさんに到っては、過去2度もアポイを目指し、北海道にまでやって来たのに、2度とも天候の都合で断念したという経験をお持ちで、万全を期したのだが…何のことは無い、今日も晴天!まあ、今日も良くて、明日も良ければそれに越したことは無い訳だが…

 17日から精力的に走り回ったBさんは、もう既に目的の蝶の撮影はほとんど済んでいるらしいので、今日はMさんの興味の対象、植物中心に行動をすることになった。そこで登場願ったのが、花のスペシャリスト、Mamoさん。でも、ちょっとその前に今年の蝶の発生状況を確認させてね。…と帯広市南部のポイントを覗かせて貰う。うーむ、チャマダラセセリもジョウザンシジミも発生は僅か…ヒメギフと同じ状況か?と、やや不安を感じる。

 

ソラチコザクラ(2006.5.20 帯広市)

 とにかく、蝶のことは明日に期待して、更に南下。そして芽室方面 まで足を延ばす。ソラチコザクラ、ウラホロイチゲなど、地元に居ながら見たことのない花の場所を次々に案内して頂いたが、さすがだなーと感心することしきり。案内をお願いして正解だった。午後から家族サービスしなきゃ…というMamoさんと別 れた。Mamoさんどうもありがとう!

コアカゲラ(2006.5.20 音更町)

 その後、池田に行ってみるが、期待したエゾフクロウもエゾリスもアカゲラも、見ることは出来なかった。ハズレ!次に長流枝内を覗く、エンレイソウの群生は見られず。蝶も殆ど飛んでない。またまたハズレ!どうもFieldの案内はハズレが続く(汗)
 日も傾いてきたので、鳥に的を絞って音更町の某公園を訪れてみた。一番見て貰いたかったシマエナガは現れなかったが、次々と色々な鳥が現れ、楽しませてくれた。そして驚いたことがあった。エゾリスが現れ、Mさんがしゃがんで“おいで、おいでー”と言うと、エゾリスはその言葉に反応して、Mさんの1〜2mのところまでやって来るのだ。エゾリスを呼び寄せよう等と考えたことも無かったが、それにしても、こんなに人の側まで寄ってくるものかと感心した。

 帰り際に、湧き水のある場所へ案内したら、そこにコアカゲラが来ていた。♂が2羽見えた。♀の姿も見られたので、どうも2ペア居るらしい。
コアカゲラは昨年から狙っていたのだが、今年になってから、ようやく♀の写 真が撮れただけだったので、♂を撮ることが出来て良かったと思う。結局私は案内したと言うより、私自信がが楽しんだだけのことで終わってしまった(汗)さーて、明日はいよいよアポイ岳だ!どんな日になるかなー…

 

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