日の出(2006.5.4 恵山)

 花見はさっさと諦め、またまた夜駆けで帰宅しても良いのだが、折角の5連休初日だもの、焦ることはないだろうと地図と睨めっこ。そう言えば渡島半島の東側には一度も行ったことがないぞと気付く。ならば恵山まで足を延ばしてみようと決定。おっと、その前に“ハセガワ”で焼き鳥を買わなければ…(注:ハセガワ…函館市を拠点とするスーパー・チェーン店。焼き鳥などを注文によってその場で焼いて販売してくれる。値段も手頃で旨い!)
 たどり着いたのは、“なとわ・えさん道の駅”さっそくジャック・ダニエル(バーボン)のコーク・ハイで買い込んだ焼き鳥を頬張る。あはは…至福だぁ!そう言えば、函館に到着する前にも福島の道の駅で売っていた焼き牡蛎を食べた。過酷なドライブで、少しは体重でも減ってくれると良いのだが、旨い物を見つけると直ぐに飛びつくものだから、旅行の度に更なる体重増が心配だ(汗)

 ところで、この道の駅を選んだのには、ちょいと企みがあった。きっと、ここなら海から昇る日の出が見られるだろうと考えたのだが、計算が甘かったようで、ご覧の通 り。てぐすねひいて朝日を待ったら、思いの外北寄りから太陽は昇り、恵山岬に引っかかってしまったが、まあ、悪くない眺めでしたね。そうそう、日の出は5:02ころでした。

 

駒ヶ岳再び(2006.5.4

 今日はのんびり、一日かけて帰宅すれば良いと、ゆっくり出発。ところでこの駒ヶ岳、渡島半島のあちこちから見えるのだが、見る角度によって、その姿が大きく変わり目を楽しませてくれる。

 

ソフトクリーム(2006.5.4 砂原町

 これまた道の駅“つどーるプラザさわら”気温も上がり冷たい物が欲しくなりまして立ち寄りました。写 真はブルーベリー味のソフト300円。道の駅の看板とその向こうには駒ヶ岳の図です。

 

白いツツジ(2006.5.4 八雲町落部)

 走行中、落部(おとしべ)公園のことを思い出す。たしかあそこには沢山のツツジがあったはず。そう思って立ち寄ったが、ここも開花は大幅に遅れている様子でエゾムラサキツツジが2本と、この白いツツジが辛うじて咲いていただけ。せめてコツバメでも…と思ったが、蝶の姿は全く見あたらない。残念!!

 

内浦湾(2006.5.4)

 更に国道5号線を北上。お天気はひたすら良い。雲はなく風は穏やか、気温も上がり、何故この状態で桜は咲かず、蝶も飛ばないのかますます不思議に思う。車の窓から見える海はまるで初夏を思わせる色だ。
 ところで、今走っている5号線、地図上で確認したことはないけれど、一方の起点が函館というのは分かるが、札幌に直通 はしていないはず。 きっと昔は北海道の重要な港町函館と小樽を結ぶ陸路だったのだろうと想像できる。ではちょっと小樽に寄り道をしてみてはどうだろう。ナビで確認したら、数十kmの寄り道。500kmとか600kmのうちの数十kmなら、たいしたことは無いだろうと、長万部から内浦湾沿いを離れ北上した。

 

雷電海岸(2006.5.4)

 またまた日本海の見える雷電海岸。海の向こうに見えるのは積丹半島。この後、余市の道の駅で一休みして小樽の街に着いた。連休中ということもあって、小樽の街は人混みでごった返していたが、辛うじて駐車出来る場所を確保して、遅めのお昼。もちろん小樽と言えばお寿司でしょう。車中泊のビンボー旅行のはずが、なんだか急にリッチになった(笑)
 札幌には夕刻着。もう下りて遊ぶ元気は無かった。一部不通過はあったが、国道5号線の全貌が分かった。さて、自宅まで残り200km。一気にひた走り、午後8時に帯広市に到着。計1,180km程の行程を終了した。いったいFieldは何をやっていたのか?花見と称しながら、ほとんど花を見ることは出来なかった。もっとも帯広市では、どこの庭でもツツジは満開。一部桜も咲いていた。これだけ走り回って、最後にようやく花を見ることが出来た?うーむ納得できねぇ!!今年の北海道、いったいどうなってるの??

 

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