道内初ショット(2006.4.15 音更町)

 今日の北海道十勝地方は、予想最高気温17度。これはもう間違いなく蝶の姿を見ることが出来るだろうと、音更町十勝ヶ丘を目指した。
 林道に入るとすぐにゲイシャさんが迎えてくれた。かくして、今シーズン道内初ショットは、クジャクチョウと相成りました。おめでとうございます。記念と致しましてクジャクチョウさんには…何も差し上げられませんが、その栄誉を讃え、ここに記念写 真を掲載するとともに末永く、その名を残させて頂きます。

 何、言ってんだか(汗)

 

ヒオドシチョウ(2006.4.15 音更町)

 更に進みテレビ塔に到着。まあ、札幌市のテレビ塔とは違い、帯広市のはかなりマイナーではありますが、だいたい十勝の人はその場所くらいはご存知でしょう。そこで見つけたのは、ヒオドシチョウ。
 かつては十勝地方で、こいつに出会うのは至難の業だったのですが、昨年は遂に発生したばかりの個体も撮れ、もう当たり前のように飛んでます。温暖化現象の影響でしょうねぇ。温暖化現象と言えば、近年コヒオドシが数を減らしているんじゃないかと感じているのですが、私の思い過ごしでしょうか?

 

エルタテハ(2006.4.15 音更町)

 はい次はサムライですね。昨年4月24日と同じ展開になってきましたが、今年の春は1週間から10日早いということでしょうか?

 
福寿草(2006.4.15 音更町)

 …とは言いながら、雪がまだまだあります。成虫で越冬した蝶は、もう活動を始めましたが、雪の下の幼虫や蛹は、まだまだ冬だと思っているでしょうから、今年はそれぞれの蝶の周年経過によって発生時期を掴むのが難しくなりそうな予感がします。

 

ネコヤナギ(2006.4.15 音更町)

 とか、何とか難しいお話は別 にして、十勝野にようやく春!Spring has come.であります。嬉しいね!この喜びは、厳しく長い冬を経験しなければ分からないのではありますが、その厳しく長い冬があったればこそと、それを歓迎するものでもないところが、難しい部分ではあります。
 何だか今日のFieldは理屈っぽいね。どーも歳のせいらしいとの世間の噂(そんなのが、あるかどうかシランけど)を余所に、今年も駆けずり回るぞと…シーズンに先駆けて心に誓うFieldであります。本年もどうぞ宜しく!(年賀状じゃ無いって!!)

 

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