コガラ(2006.1.21 音更町 )

 本日も出社…いつもなら、ストーブのタイマーをセットしてあるのだが、昨日は、出社するかしないか決めかねて、結局何もせずに退社したものだから、事務所が冷え切っている。部屋が暖まるまで、プチ・エスケープ…音更町のS公園を覗いた。
 と、言っても、私の会社からは十勝大橋を渡るだけで、車で5分くらいなもの…。駐車場に車を止めたが、風が強く外に出るのをためらっていた。ところが、フロント・ウィンドウから、やや上方に大型の猛禽類が旋回しているのが見える。トビか?と思っていたら尾羽の先が白い!慌ててレンズを望遠に換えて外に飛び出したが、もうその姿は無かった。ダメだよ真面 目にやらなくちゃ!
 そのまま公園内をうろつこうと思ったが、思いの外雪が深く、中に入れない。結局外周を廻ることにしたが、とにかく風が強く、目ぼしいものも見つからない。うー、さぶい(寒い)。帽子と手袋は必携だ!アウトドアの基本は、まず身支度だと改めて実感!

 

コガラ(2006.1.21 音更町 )

 公園より少し下の、風の当たらない場所にコガラが居た。木の幹をチェックして、時々何かをつついている。5〜6枚シャッターを切ったところで、コガラは飛び去って行った。私も、フリース一枚で、帽子も手袋も身に付けていなかったもので、すっかり身体が冷えたので退散。車の中で撮れた写 真を確認し、半逆光ながら、まあまあの感じで撮れた写真(上)があったので、今日はここまでと、会社に戻った。
 ところが、写真をMachintoshに取り込んで、よーく見ると…ん?コイツ何かを銜えてるぞ!と、拡大してみたのがこの写 真。確かに水滴のように透明な、小さな物体を銜えているのが分かる。

 

コガラ(2006.1.21 音更町 )

 もしかしてと、他の写 真も調べてみたら、もう一枚発見!物体は、氷の粒のように見えるのだが、いったい何なのだろう?仮に氷の粒が木に付着していたとしても、それを探す価値があるのだろうか?辺りは積雪数十cm。雪でも氷でも、いくらでもある。更にすぐ近くには、年中凍らない湧き水もあって、水分が欲しかったという事ではないだろう。
 とにかく物体は、こうして見る限りにおいて、水分が凍ったものと思われる。では、どんな水分?木の幹から探し出したのだから…樹液が凍った物?そうだとすれば、そこには糖分が含まれるだろうから、探して口にする充分な価値があるだろうけれど…。冬季間、根からの水分吸収がほぼストップしてしまう時期に、果 たしてそのようなものが木に付着しているものかどうか?ワカランことばかりで、アタマを抱えているFieldである。

 

戻る      2006年版目次へ      次へ