10時20分、十勝川へ釣りに出掛けた。数年前なら、毎月幾度か出掛けていたポイントがあったのだが、増水して流れが変わり、あまり魚が寄りつかなくなってしまった。それ以来足が遠のいてしまったのだが、とにかく覗いてみようと、車を走らせた。…と言っても、家から10分くらいで駐車地点までは到着する。
駐車地点から、釣りのポイントまでは、厳しい薮漕ぎ。数年前までは幾人かの釣り人が、このポイントを知っていて、交互に通
ったので、楽に行けたのだが、もう訪れる人もなく、2mを超える芦や、成長の早い柳が道を塞ぎ、ただ、以前の勘だけを頼りに薮漕ぎ20分。足がもつれ何度か転びそうになる。
やっとたどり着いたポイントも、かつての深みが浅瀬に変わり、どこがポイントやら見当も付かない。浅くなった川の中程に立ち込み、対岸の深そうな場所へダイワ・クルセダーのコパー17gをキャストするが、反応が無い。もしやと思い、手前の岸のボサ下に流した途端に、グググッと心地よいバイブレーションそして竿が大きくしなった。水に刺さったラインが走り回る。立っていた場所が膝上10cm程の水深であったので、やむなくハンドランディングして、慌てて岸へ。38cm。今年、竿を出すのは3度目にして、2匹目のニジマス。しかも、型はだんだん良くなってきている。この秋、期待出来そう!
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