オオウラギンスジヒョウモン(2002.07.27長流枝内)

 明後日からデジタル写真展が開催される。写真展の準備か、はたまた写 真の追加を優先させるべきか?悩みに悩んで、結局は長流枝内。
 出迎えてくれたのは、オカトラノオにとまるオオウラギンスジヒョウモン。もう夏なんだナーと実感させてくれた。

 

アイノミドリシジミ(2002.07.27 長流枝内)

 以前(2002.6.30)クモガタヒョウモンの撮影に成功したときにも書いたのだが、ゼフィルス(風の精…ミドリシジミの仲間)類は滅多に梢から降りてこないとの話。これを書いたときに念頭にあったのが、このアイノミドリシジミであった。撮影どころか採集も難しく、私もまだ数頭しか標本がない。
 しかし、どうしたことか、沢山のコムラサキの吸水に混じって、1頭だけ、アイノミドリが吸水しているではないか。一瞬目を疑ったが、後翅の白線の角度、そして裏面 の地色、間違いない!
 夢中でシャッターを切りながら近づいたが、一向に気にする様子もなく吸水に夢中だった。写 真を撮らせてもらったお礼に、ネットを振るのはやめておこう。

 

クロヒカゲ(2002.07.27 長流枝内)

 林道のあちこちで、クロヒカゲが吸水していた。今日は何故か吸水日よりらしく、上のアイノミドリ、コムラサキ、エゾスジグロシロチョウ、サカハチチョウ、イチモンジチョウ等々。たくさん林道に降りてきているが、写 真としては今一つ絵にならずつまらない。

 

ナラタケ?(2002.07.27 長流枝内)

 一通り撮影を済ませて林道を出ようとしたら、ン?何だ!
 これってボリボリだよねー。ナラタケってやつ。きっとそうに違いないとは思いながら、どうも自信がない。そうそう、軸につばがあるはずだが、それもない。じゃあナラタケモドキ?
 とりあえず1個ちぎって口にしてみた。ほんのり旨みがある。食えそう!しかしなー。結局一雨当たったみたいで、色も抜けかけているし、採取は断念した。うーんキノコの本、もうちょっとしっかり読んでおこうっと。

 

ジョウザンミドリシジミ・ウラギンスジヒョウモン・ミドリヒョウモン・
  クジャクチョウ・オオヒカゲ・チャバネセセリ他

サルナシの実・クガイソウ・トモエソウ他

 

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