ヨツバシオガマ(2002.07.21大雪山赤岳)

 土日に傘マークが取れない日々が、ひたすら続いている。大雪山行きは、何度計画したことか。こうなりゃダメモトで強行してみようと、朝6時帯広市を出発した。目指すは、大雪山赤岳、銀泉台。
 8時20分入山手続きを済ませ、咲き乱れる花を撮影しながらコマクサ平を目指した。久々の本格登山に息が上がる。カメラを構えても定まらず。なかなかシャッターが切れない。情けないなぁー。
 シロバナハクサンチドリもハクサンチドリも沢山咲いている、ヨツバシオガマもこんなに…と30分程登りながら写 真撮影。ここで一休みして呼吸を整えたら、俄然調子が出てきたので、一気にコマクサ平へ。途中雪渓は、今まで見たこともないほど小さかった。山も春が早かったようだ。

 

花のある風景(2002.07.21大雪山赤岳)

 コマクサ平も人影はさほど多くはなかった。曇天で、今にも泣きそうな空に皆さんも二の足を踏んだに違いない。しかし天候はどうあれ、花たちは可憐に咲き誇っていた。しばし、花のある風景を堪能していただこう。

 

氷河期の生き残り(2002.07.21大雪山赤岳)

 で、肝心の蝶はどうだったの?と気になっている方もいらっしゃると思います。実はコマクサ平には10時到着(思いの外早かった)。ところが、相変わらずの曇天で、気温が上がらず、蝶が飛ばない!
 こうなりゃ持久戦とばかりに、岩に腰掛け、握り飯をほおばった。そして11時ころ、急に空がぽっかりと開いた。わずかに青空も見えた。途端に飛び出したのが、ダイセツタカネヒカゲ。運良く歩行者用通 路の岩で日向ぼっこを始めたではないか。すかさず忍び寄りパシャ!
 実はこの地味ーな蝶。天然記念物に指定されている貴重な種で、しかも私も見るのが初めてなら、撮るのも初めて。漸くの思いで4〜5枚シャッターを切らせてもらった。ところがその後急に雲が降りてきて、周りは霧雨状態。最も期待していたウスバキは姿さえ見えず。11時30分下山となった。しかしなー貴重な蝶とはいえ、写 真展に出品するのもはばかられる程に地味ーだよなー。どうしよう?

 

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