エゾマイマイカブリ(2002.06.09 長流枝内)

 帯広市は明け方雨が降っていた。今日は市内小学校の運動会の日。我々の怒りが天に届いたのか、帳尻合わせのように、雨が上がり、開会式の頃には一部青空も…。目出たくあちこちから花火が上がりヤレヤレ。
 しかし、風が強いので午前中はお仕事…と思ったのに何故かお昼前には長流枝内に着いていた。ところが、林道入口に立入禁止の札。5月29日に熊が出たんだと。ん!…でもゲートは開いている。見なかったことにしよう。
  林道を走る黒い陰。SENNSE得意のクワちゃんか?と思ったらエゾマイマイカブリ。マイマイはカタツムリのこと。カタツムリの中にあたまを突っ込んで食べちゃうものだから、カブリの名が付いた。オサムシ科である。オサムシと言えば手塚治虫。手塚治虫といえば、ヒョウタンツギ。ヒョウタンツギと言えば、我が愚弟のHPで、ヒョウタンツギ解体新書なるものを展開している。ご用とお急ぎでない方は、一読あれ。(嗚呼、この美しき兄弟愛?)

 

草むらの中の鋭い眼孔(2002.06.09 長流枝内)

 たくさんの蝶の写真が撮れて上機嫌。カメラをぶら下げ、スタスタと野原を歩いていた。通り過ぎた草むらの右横に、何か居たような気がして、5〜6歩戻り、驚いた。1.5m以上はあろうかという蛇。しかも、黒い!この辺りで唯一毒を持つ、カラスヘビだ!!
  最初逃げようとしていた彼(彼女?)は私と目が合った途端に、蜷局を巻き始め、頭を三角にして威嚇を始めた。うーむ、ナカナカの迫力である。アタシャ相手する気なんかないモンね。パシャ、へばサイナラ!(おー恐)

 

ハクサンチドリ(2002.06.09 長流枝内)

 旧アウトドア日記の2001年版、6月24日分を覚えていらっしゃる方は…居る訳ないよね。実はここ長流枝内でシロバナハクサンチドリを見たとご報告したのだが、翌月に訪れると、その場所にぽっかりと穴があいていたってお話でした。
  その場所とは少し離れているのだけれど、今度はハクサンチドリを見ることが出来た。シロバナ…も良かったけれど、このピンクもなかなか、よろしんでないかい。このHP見て採りにいっちゃダメよ!しかし、野生のランって、出会えるとホント得した気分で上機嫌のFieldであった。

 

キアゲハ・ミヤマカラスアゲハ・ウスバシロチョウ
  
カラフトタカネキマダラセセリ・ツバメシジミ・ギンイチモンジセセリ
  ベニシジミ・エゾシロチョウ・クロヒカゲ・ギンボシヒョウモン
  サカハチチョウ

ウツボグサ・アブラナ他

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