コウリンタンポポ(2002.06.08 豊頃)

 浦幌から豊頃まで戻りガソリンを補給、ついでに豊頃の公園に寄ってみた。フランスギクにヒョウモンチョウがいたので、しめしめ、クモガタだろうと、近づいたら驚いたことにギンボシだった。何でこんなに早いの?
 結局写真には納まってくれなかったが、代わりにコウリンタンポポの写真を撮った。この花のグラデーションが大好き!

 

日本で一番名前の長いチョウ(2002.06.08 豊頃)

 カラフトタカネキマダラセセリがもう飛んでいた。チョウの名前のリストをつくると、こいつの名前がいつもはみ出す。蝶屋は面 倒なので“カラタカ”と略称で呼んでいる。
  北海道特産種なので、本州の方にはヨダレものらしいが、道東ではそれほど珍しい蝶でもないと思う。本州のタカネキマダラセセリが希少種なので、類似品(失礼)のカラタカにもそんなイメージをお持ちなのだろう。
 全く同じことが、本州のミヤマシロチョウと北海道のエゾシロチョウにも言えるのではないだろうか?

 

エゾノハナシノブ(2002.06.08 中札内)

 何とナント、結局中札内まで来てしまいました。十勝の1/3位 のエリアを走った感じです。
  これまた私の好きなエゾノハナシノブ。結局私は薄紫色系の花が好きみたいです。トカチフウロ、スミレ、エゾエンゴサク……。アヤメ、リンドウまで濃くなると、あまり惹かれなくなります。さて、何故でしょう?私にも分かりません!

 

シロベリタテハ(2002.06.08 中札内村)

 もちろんそんな名前の蝶は図鑑には載ってませんがね。キベリタテハは越冬すると必ず、黄色い色素が飛んでしまい、白くなってしまいます。そんな蝶を標本にした方がいっらっしゃいまして、それを見た私、「ありゃ、シロベリじゃん」と言ってしまったのです。…んで、その後仲間内ではシロベリタテハと言えば越冬態のキベリのことをさします。
  ところで、このキベリ、近年すっかり見かけなくなりました。でもフシギとシロベリは見かけるんですねぇ。でも、お盆が近づき今年こそキベリの写 真…と思い、越冬態を見た場所へ通うのですが、さっぱり姿を現してくれません。秋と春では出現場所が変わるのでしょうか?

 

エゾカワラナデシコ(2002.06.08 中札内)

 ジョウザンシジミはまだかなぁーと崖のある場所まで足を伸ばした。(ふん、どーせ短いですよ!あら?誰も何も言ってないって?しまった!!)そうしたら驚いたことにキリンソウで黄色く染まっているハズだった崖がナデシコでピンクに染まっていた。キリンソウが咲くのは来週あたりのようでした。
  ところで、ナデシコ科の花って、どなたがデザインされているのか存じませんが、何でこんなに複雑なことになってしまったのでしょうか?最優秀デザイン賞ナデシコ科とか、アイデア賞シソ科…なんて決めたら面 白いかもね。

 

キアゲハ・ミヤマカラスアゲハ・ウスバシロチョウ・カラタカ
  
ツバメシジミ・ギンイチモンジセセリ・ベニシジミ・エゾシロチョウ
  クロヒカゲ・コミスジ・ギンボシヒョウモン・サカハチチョウ
  カバイロシジミ×1・ジョウザンシジミ×3他

タンポポモドキ・ヤマブキショウマ・センダイハギ・コバイケイ
  オオアマドコロ他
カッコウ・ツツドリ他

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