ザゼンソウ(2002.04.20 音更町長流枝)

 沢沿いにザゼンソウが咲いていた。坊さんが頭巾をかぶって座禅をしている姿になぞらえた名だそうだが、別 名のダルマソウとかベコノシタという方が妙に納得できてしまう。

 

タテハの越冬態(2002.04.20 音更町長流枝)

 ちょっと角度が悪いのだが、右がシータテハ。左がクジャクチョウの越冬態である。気温が上がったので、日光浴をしたり、吸水をしたりしていた。
 厳しい冬を越した割には翅もピンシャンとして色落ちも少ない。昨年の秋に生まれたタテハはこれから産卵して死んでいく。蝶の成虫としては長寿なのである。

 

日光浴中のコツバメ(2002.04.20 音更町長流枝)

 地味な蝶なのだが、とにかく出現が早い。もっと色々な種類の蝶が飛ぶ頃なら、あまり見向きもされないかも知れないが、春一番に生まれるので、意外と注目度は高いかも知れない。それにしても、今年は蝶の発生が異常に早い気がする。来週あたりが北海道のヒメギフのピークになるかも知れない。

 

シロチョウの食事(2002.04.20 音更町長流枝)

 こんなに早く発生してしまって、彼等には吸密植物があるのかと心配していたら、ちゃんと心得ていらっしゃるようで、フキノトウ(アキタブキ)に食事に集まっていた。
  双翅目(アブ・ハエの仲間)がフキノトウにやってくるのは知っていたが蝶もまた、フキノトウのお世話になっていたとは気付かなかった。

 

カエル(2002.04.20 音更町長流枝)

 小さな流れの淀みにカエルの卵を見つけた。生みの親はどこかと探したが見つからない。そこで、沈んでいる木の葉を小枝でつついてみたら、出てきました。何という種類のカエルかは知りませんが、水面 から顔を半分出して“うるさいなー”という顔で睨まれてしまった。(ゴメンゴメン!)

 

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