シカの食痕(2002.04.21 芽室町伏美)

 薮の中をガサゴソと歩いていたら、ガサガサッと大きな音。よもや、熊かと、心臓が高鳴ったが、大きなエゾシカが2頭ジャンプしながら逃げて行く姿が見えた。
  シカが何をしていたのか気になって調べたら、何かの植物の根(球根か?)を掘ってお食事をしていたらしい。きっとシカも“熊かも知れない”と驚いて逃げたのだろう。

 

ヨブスマソウ(2002.04.21 芽室町伏美)

 林道からそれて、獣道を歩いていると、あちこちで“地面を突き破って出てきたぞ!”と言わんばかりの姿の植物が見られた。どうやらヨブスマソウのようだ。
 
この植物は、成長すると2メートルを軽く超えるほど育ち大きな三角形の葉をつける。ヨブスマとはコウモリの別名で、その葉の形をコウモリの羽に見立てて付けられた名前らしい。
 花は見た目にはパッとしないのだが、多くの蝶が集まり、私としては無視できない存在である。

 

アズマイチゲ(2002.04.21 上美生)

 春に咲く白い花といえば、今までニリンソウとかエンレイソウくらいしか知りませんでしたが、今年あちこちで見かけて気になっているのが、このイチゲという花。
 イチゲは一華と書いて、一本の茎に花が一輪咲くのでイチゲという名がついたそうです。写真のアズマイチゲは今年になって、もう3ヶ所くらいで目撃しました。なかなかめんこくて、ちょっとファンになってしまったかも…

 

クジャクチョウ・スジグロシロチョウ
キバナノアマナ他キンポウゲ科の白い花
カケス・セキレイ

 

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