リュウキュウヒメジャノメ(2002.04.08 石垣島バンナ)

 今日はレンタカーを借りたので、島じゅう走り回るぞと張り切って出かけました。お天気もまあまあ、まずは石垣市近くのポイント、バンナ山。
 去年沖縄本島で、雨にたたられ淋しい思いをしている時も、このリュウキュウヒメジャノメは雨の合間に現れて、慰めてくれました。しかし、沖縄本島より数は少ないようです。

 

ウラナミシジミ(2002.04.08 石垣島バンナ)

 沖縄にはウラナミシジミの仲間が数種類棲息している。いったい何というウラナミシジミだろうと調べたら、単なるウラナミシジミでした。ちょっとがっかり。
 しかし、考えてみたら、この蝶と出会ったのは20年ぶりくらいになります。東京在住中に、岩崎ちひろ美術館を訪ねてた際、マメ畑にこの蝶がたくさんきていたのを思いだしました。

 でもなー、石垣のウラナミはちっこいよなー。私の持っている標本よりかなり小さいです。春型だからでしょうか?

 

コノハチョウ(2002.04.08 石垣島バンナ)

 アサギマダラの写真を撮ろうと、ファインダーを覗きながら、そーっと歩いていると、何かが飛んだ。でかくて派手で、得体の知れない何かが飛んだ。蛾かも知れないと思いながらも、アサギマダラどころでなくなって、飛び去った方へ目線をやりながら近づくが、見つけられない。
 そのときさっと翅を広げた派手なヤツが目に飛び込んできた。えっコノハチョウ?沖縄本島北部の森に棲息し、天然記念物のあのコノハチョウが、石垣にもいたんだっけ??とにかく夢中でシャッターを切りながら近づくと、バサバサと飛んで数メートル離れた木の枝にとまる、近づくとまた移動する。幾度か繰り返しているうちに何枚かシャッターを切ることが出来たが、冴えない写真ばかりになってしまった。しかし、私にとっては感動の一瞬!

 ところで、先程のアサギマダラは…と探したがもうとっくにどこかへ行ってしまった。実は、恥ずかしながらアサギマダラの写真はまだ一度も撮ったことがない。北海道にも居るんですけどねー。どうもシャッターチャンスに恵まれない。何故???

 

ヤエヤマイチモンジ(2002.04.08 石垣島富野)

 薮の中の細い道を歩いていたら、正面から良い勢いで、真っ直ぐ飛んでくる蝶が見えた。腰を低くして、野球のバットを振るような形でネットインしたのが、な、何とヤエヤマイチモンジじゃあございませんか。
 ヤエヤマと名の付くからには、居て当然かも知れませんが、何となく会える気がしていなかった。それだけに感激!何とか写 真をと、探したところ、何と3頭も揃って吸水中の姿。息を殺してそろーっと近づいたのだが、一気にみんな飛び去ってしまった。おーい勘弁してくれー!その後何とか出来は悪いものの撮ることが出来ました。めでたしめでたし。

 だが、続きがあった。またまた正面から良い勢いで、真っ直ぐ飛んでくる蝶が見えたのだ。しかも今度は雌だよ。さっきの要領で…と思ったら見事空振り三振!ワンチャンスをモノに出来ず。トホホ…。実はこのヤエヤマイチモンジ雄はご覧のようにイチモンジですが、何故か雌はミスジなんですよねー。どうしてもペアで揃えたいトコロでしたが、またのお楽しみということで…(でも、いったいその“また”が来るものやら来ないものやら…)

 

せっかくの八重山だから…(2002.04.08 石垣島底地)

 せっかくここまで来て、しかもお天気がよけりゃ、浜にもちょっと出てみたい気がして来ました。
 ここは川平湾と反対側(西側)の底地(スクジ)ビーチ。キャンプ場の施設もあって、シャワーも完備。でも、だーれも居ない。貸切だぞー!!遠〜くの方で泳いでる人が1人いることは居る。もったいないなぁー!

 30分ほど、シャバシャバして、小さな貝をいくつか拾って帰ってきました。

 

クイナ(2002.04.08 石垣島底地)

車に戻ってドアを開けよう…と、その時何かが走った。クイナだ。昨年本島で見たヤンバルクイナとそっくり、ただし、模様が違う。しかしクイナには違いない。遠くからでしたが、一応シャッターを切りました。(ブレブレだー)

 

出会った蝶/ミカドアゲハ(呆然と見とれてしまいました)

 

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