ハイビスカス(2002.04.06 石垣島)

 昨年春の沖縄本島に続いて、今春は八重山諸島行きを決行した。今回はツアーではなく全て自分で日程を組んでの旅行。費用は多少かかるが、自由気ままな旅を満喫できるので、そのメリットは大きい。
 千歳から那覇直行。乗り継いで石垣空港に着いたら、天気予報は雨だったのだが、晴れ男の面 目躍如で、風は強いものの目出たく好天に恵まれた。
 南国・沖縄と言えばまずこの花でしょう。ハイビスカス。沖縄の県花と思われる人が結構いらっしゃるようですが、県花はブーゲンビリアなんだそうです。とにかくタクシーでホテル直行は時間がもったいないから、十数キロの道を徒歩で行こう…と思い立ったのは良いが、マイナス4度からいきなりプラス28度の世界は酷でした。Gパンが粉を吹いてます。

 

名前を忘れました(2002.04.06 石垣島)

 沖縄中どこへ言っても見かけるこの花。名前を一度聞いたのですが、忘れてしまいました。草丈50〜80cm位 、花の大きさ3〜4cm位の花で、空き地という空き地どこにでも咲いてます。それこそ県の花にしていしてもおかしくないくらいなのですが、どうも地元では嫌われている様子。何故かと言いますと、この花の種子。Y字の形で上部の“V”字の部分が2mm程度、そして下部の“I”字の部分が7mm程という形で、これがやっかいなことに衣服にくっつきます。数分草原をあるくと、無数にくっついて、取るのが大変。
 しかし、昆虫には有り難い存在のようで、いろいろな虫達が吸密にやってきます。今回私の撮影した蝶の写 真にもしばしば登場します。
 植物と言えば、不思議なことに沖縄でタンポポを見たことがありません。北海道ではあんなにはびこっていて、空き地があれば必ず咲いている、あのタンポポがどこにも見あたらないのです。私にしては不思議です???
(この花の名前をご存知の方はご一報下さい。お願いします。)

 沖縄のタンポポについて当HP読者の方からメールを頂きましたのでご紹介させて頂きます。(以下原文…一部削除)
ご存知とは思いますが、黄色のタンポポは全国に分布してます。
タンポポは専門家では21種〜80種といわれているそうです。
関西から西は白花タンポポが主です。
関西は黄色も多いですが、九州では白花が普通だと聞いてます。
白花は花は白いが真中のしべに近い部分は黄色です。
沖縄でタンポポが見られなかったそうで・・・。
沖縄諸島に分布するタンポポはアカミタンポポとセイヨウタンポポだそうです。 セイヨウタンポポはヨーロッパからの帰化植物ですが、 最初に移入されたのは北海道といわれてます。 そのセイヨウタンポポが北海道から旅して沖縄まで自生するようになったのは すごいことですね。

 ということで、沖縄にもどうやらタンポポは咲いているらしい(いつか自分の目で確認したいと思います)メールをお寄せ頂いた読者の方に厚く感謝申し上げる次第です。

 

ヤマトシジミ(2002.04.06 石垣島)

 石垣島でまず最初に撮影したのが、この写真。石垣で最初でもあり、今シーズン最初でもあり、私の今回メインで使用した最新のカメラ、ミノルタのディマージュ7で最初に撮影した蝶が、この写 真。
 ヤマトシジミは本州以南どこにでもいる普通種で、ヤマトというからには、日本を代表する蝶のはずですが、北海道には食草(カタバミ)があるのに、何故か棲息しいていない。私も昨年の沖縄本島以来の出会いなのです。
 ところで、沖縄以南には、ハマヤマトシジミというのが棲息していて、どうもややこしい。この写真もヤマトにしては外縁2列の色が薄くて、ハマヤマトの特徴に一致するような気がしないでもない。間違っていたらゴメンナサイ。でも、一応タイトルはヤマトシジミと付けさせていただきます。

 

出会った蝶/チャバネorトガリチャバネセセリ・アオタテハモドキ
      シルビアシジミ・オオゴマダラ・モンキチョウ

 

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