それで良いのだ(日高町)

ミドリヒョウモン(2024.07.21 日高町 )

 今年の北海道、梅雨がないはずなのに天気予報で傘マークが1週間以上続いてみたり、晴れたと思ったら、酷暑に近い真夏日だったり、一体どうなっているのでしょう?
 この時期、日高に行きたいと思っていましたが、なかなか傘マークが外れずイライラしていましたが、よーく見ると、曇りのち雨の予報でも、雨が降るのは夜のようなので、よーし、行ってみるかと車を走らせました。
 林道前のゲートには登山客が一杯でした。この時期のここはツマジロウラジャノメが目的でしたが、ツマジロが好きなキリンソウの開花が殆ど見えません。来る時期が遅かったかナァ?崖にへばりついていたのは、ミドリヒョウモンとシータテハくらいです。

 

イチモンジセセリ(2024.07.21 日高町 )

 崖際の植物も咲いていたのはヒヨドリバナくらいです。何か蝶が居ないかと片道1時間半歩き続けました。漸く花に止まるセセリチョウを発見!
 最初オオチャバネセセリかと思いながらシャッターを切りましたが、ちょっと小振りな気がします。後翅の白点の並びがイマイチばらついているような気もしますが、イチモンジセセリだと思います。

 

ホソバヒョウモン(2024.07.21 日高町 )

 次に撮影できたのがこの蝶なのですが、ヒョウモン?コヒョウモン?悩みましたが、どうもホソバヒョウモンのような気がします。翅に擦れがあり、撮影出来た枚数も少ないので、確証は持てません。もしかして Fieldのボケも進行しているのかもね(汗)

 

ミドリシジミ(2024.07.21 日高町 )


 更に焦りは募ります。このゼフィルス類、アンタ誰?自分が過去に撮影した写 真と比較・見当した結果、ミドリシジミと判断しました。開翅したときの色も緑が深かったように感じていましたので…。
 自宅からは結構な距離(車で2,5時間)のポイントで、3時間林道歩きをして、目指すツマジロウラジャノメにも逢えず。出会うことが出来た蝶はここまでです。若い頃は、ここから川へ行き魚釣りもよくした場所ですが、どうも元気が出ません。
 でもね、この後はいつもの公園に行き、漁協のスーパーでドデカイ牡蛎貝を買って焼いて食べました。いつもならカーサイドタープを張るのですが、夜間は雨の予報なので止めました。車の中で泡盛を飲んで車中泊です。翌日はやはり雨降りでしたが、とても気分良く起きることが出来ました。逢いたい蝶とは逢えませんでしたが、気分はリフレッシュ出来たように思えましたので、これでOK!と致しましょう。


  

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