久々のS公園で…

キノコ(2010.10.17 音更町)

 名寄市に行く予定であった。今回は会議では無く、公園の遊具のペンキ塗りのボランティア活動…。でも、イマイチ天候がはっきりしなかった。汚れを落とし、下塗りをして、乾いたら本塗り…。それには一日お天気が良くなければ無理であろう。名寄のメンバーが気を揉みながら逐一連絡をくれた。
 私がそれに参加を表明したのは名寄のメンバーを励ましたいという一心であった。Fieldが行ったとしても、私自身が戦力になるとは思ってはいない。しかし、彼等には、はっきりしない天候に気を遣わせてしまっている。もし、Fieldが行くと決心し、名寄に着いたとする。そこで最悪の場合…つまり中止になった場合には、折角来ていただいたのに…と更に彼等に気を遣わせることになることは容易に想像が付く。で、参加をとり止めた。

 止めた理由は他にも有った。一つは詰まってきた私自身の仕事。もう一つは、Fieldを慕ってくれている奴が職場を退職することになったことについて、話を聞いて欲しいと言われていたこと…等々も重なった。

 

工事!(2010.10.17 音更町)

 結局昨夜は、深夜2時過ぎまで飲みながら彼に付き合った。相談と言うより、既に彼の気持ちは固まっていて、来春には紀伊半島の某市に行くことになりそうだという報告を受けた。名古屋出身の彼を知って未だ数年で、彼は遠くへ行ってしまう。彼にとっては生まれ故郷に近い場所へ戻るという感覚かも知れないが、帯広市で知り合って結婚した奥様との間に、未だ生まれたばかりのお子さんも居る。奥様も覚悟は出来ているというが、奥様のご両親・兄妹…問題は、そう簡単ではないような気もする。
 今朝は、ゆっくりと目覚めた。山積している仕事を片づけに会社へ向かう。でも、その前に…隣町の公園を除いてみた。そして驚いた!何だこれ?!公園の半周にフェンスが貼り巡らされ、工事が行われていた。何を理由に?この公園をどう変えたくて?この公園、Fieldが小学生の頃からの遊び場で、これまでも幾度かの工事があり、その度に悲しい思いをしてきた。そしてまた…。しかも、これって税金でやってることでしょ!そんな税金ならもう払いたくないよ!

 

どんぐり(2010.10.17 音更町)

 そんなことを考えながら公園内を歩いていた。工事のせいかどうか、小鳥もエゾリスも姿を見せてはくれなかった。カシワの木が殆ど葉を落としていた。そうだ!どんぐり拾いをしてみようと思い立った。
 この公園って、カシワとミズナラの混生林だと思い込んでいたが、どんぐりを探していて気付いたらカシワばかりが目に付いた。おっかしいなぁ?ミズナラはどこだろうと探したら林の中心部がカシワ、周辺部がミズナラだということが分かったが、その構成が自然の成せる業なのか人為的なのかは不明である。

 

お地蔵さん(2010.10.17 音更町)

 地蔵菩薩 (じぞうぼさつ)、サンスクリット語クシティ・ガルバ[kSiti gharbha]クシティは「大地」、ガルバは「胎内」「子宮」の意味で、意訳して「地蔵」と言う。
 “お地蔵さん”を調べてみたら、何だかややこしいことになってきた。御利益があるというよりは、厄や病苦の身代わりになってくれるという認識があったが、今にして考えてみたら、引き受ける専門分野があるらしい。そしてその分野の数だけ、地蔵菩薩にも種類があるということなのかなぁ?また今度じっくり調べてみましょう。

 

オオモンシロ(2010.10.17 音更町)

 ところで…流石に最近、気温が20度を越えることは無くなりましたが、それでもモンキとオオモンシロは健在でしたねぇ。このオオモンシロなんか、生まれて間も無いんじゃないかと思えるくらい完全な個体でした。
 蝶の写真撮影を想定してなかったので、レンズが18-70mmでしたが、まぁ何とかなりました。しかし、このオオモンシロ…在来のモンシロより発生期間が長いことは間違い有りませんが、年間の発生回数もきっと多いのだと思います。この北海道でも年4~5化なんだろうと想像しています。未だによそ者という認識しか有りませんでしたが、この15年間ですっかり日本国籍を取った感がありますね。


戻る      2010年版目次へ      次へ