モンキチョウ再び(2005.10.9 帯広市

 なーんだ!またモンキチョウかい!!と、声が聞こえてきそうではあるが、だって他に撮りたいモノが無いんだも〜ん(笑)いや、そう言う訳でもない。今日も鴨さんたちは沢山来てましたし、オオモンシロチョウとクジャクチョウも見ました。でも、私の興味はやっぱりモンキチョウなのである。
 確かに時期が時期だから、居ると言っても新鮮な個体が見られる訳ではないのだが、でも、居るんです。ただごとではないくらいに居るんです。この広い一直線の堤防だけで、数百頭は下らないでしょう。最初からそれを見越してやって来た訳でもないのですが、実は先週のマクロ・キットが重いのなんのって、閉口しましたので、クローズアップ・フィルターを買ってみたのですが、そのテストと思って堤防まで来てみたのです。
 そうしたら、何と先週より数が多いんじゃないの?と思えるほどの数のモンキチョウが飛んでましたね。いやー、蝶の姿さえみていればご機嫌のFieldの顔はもう綻びっぱなし。

 

もっとモンキチョウ(2005.10.9 帯広市

 さっそくモンキチョウに遊んでもらおうと、28mmの広角レンズを取り出しました。先週みたいにテスト…と思ったレンズだけ持ち歩くのは止めました。今日は手持ちのレンズ全部持ってきましたからね。
 カメラの設定をマニュアルにして、距離は50cmに固定、シャッタースピード1/400。絞り16Fにして、この広い堤防を行ったり来たり、昇ったり下りたり下りたりしながら、2時間ほど走った走った!先週の匍匐前進もかなり怪しい姿ですが、今回の私の行動も、何やってんだろアイツ!状態でしょうね。(笑)

 

更にモンキチョウ(2005.10.9 帯広市

 とりあえずうろうろして、蝶が絡んでいる姿を発見すると、全力で走る。追いついた頃には離ればなれになっている…の繰り返し。でも、逆に追いついた頃に、数が増えて2頭だったのが、3〜4頭になっていることもあって、とにかく懲りずに走ってみましたよ。…で、切ったヤッター枚数が250枚程。勿論殆どノーファインダーですから、蝶が写 っていればラッキー!ピンが合っていれば奇跡!!ブレが無ければ神憑り!!!みたいな状態でしたが、さすがに神憑りは無かったわ(爆)
 それでも、この程度の写真が10数枚写ってましたんで、打率は1割に満たない5分程度。まだまだと言えばそれまでですが、神憑りが起こるまで、またチャレンジしてみたいと思います。今回白飛びしている写 真が多かったように思いますんでもう少しシャッターを早くする(そうするとブレが減少する)か、絞り込む(ピントの合う奥行きが広くなる)かすべきだったと思いますが、さて、どちらを選択したら良いモノか、まだまだ経験を積む必要がありそうです。

これでもか!とモンキチョウ(2005.10.9 帯広市

  これでどうだっ!(先週も同じ事書いてる…笑)とばかりに、最後にお見せするのが、この写 真。何と!7頭同時に捉えることが出来ました。飛翔写真で同時に7頭は見たことがない!と自分でも呆れてるのですが、一番右下の蝶。実は私自身の影になっちゃったんですねー。ちょっと残念!
 ところで、肝心のクローズアップレンズのテストですが、No.10という一番倍率の高いヤツを買ったのですが、どうやら1.5倍くらいで写 るみたいで、まあまあのモノでしたが、ここでまた皆さんにモンキの幼虫をお見せすることもないでしょうから、またの機会ということで…

 

ススキヶ原(2005.10.9 帯広市

 2時間ほどスタートダッシュとストップを繰り返し、汗だくになってしまいました。数週間これをやっていれば、おそらく私もスマートになれるでしょうが、きっと今週で終わりでしょう。なにしろ今日は、10月には珍しく20度もありました。でも、堤防の反対側はこんな状態です。
 今年は極端な温度変化が無く、身近でまだ紅葉を見ることが出来ませんが、秋は確実に深まっています。今日出会ったモンキチョウ達も間もなく姿を消すことでしょう。そしてFieldは、今日遊んでもらったモンキチョウの子どもたちに会い、また来年この堤防を訪れることにします。

 


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