ムモンアカシジミ(2005.9.10 定山渓)
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9月9日、私のField gearが届きました。今までお世話になったカリブは、既に150,000kmを走行してましたので、それを○十万円かけて直しても、果
たしてあと何年乗れるかと思案の末、入れ替える事に決めたのです。それにしてもカリブにはお世話になりました。もう相棒と言っても良いくらいに、私の我侭を聞いて走ってくれました。その相棒との突然のお別
れに、一抹の淋しさを感じます。こんな事なら、格好の良い写真を撮っておいてあげるのだったと思うのですが、修理工場で休んでいるカリブは既に傷付き、写
真を撮る気にはなれませんでした。そして、その原因を作った私自身の責任を痛感致します。ゴメン!!
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キベリタテハ(2005.9.10 定山渓) |
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定山渓については、Kさんからキベリタテハが多産しているとの情報を頂いていた。詳細なメールを頼りに走るが、それによると通
行止めのゲート手前を曲がることになっているのだが、どこまで走っても通行止めにはなっていない。おっかしいなぁとUターン。しばし戻ると、見覚えのある場所が見えてきた。何気なくそちらへ行ってみて驚いた。Kさんが送ってくれた林道入口の写
真は、正にここなのだ。つまり私もその場所へは過去に幾度か行ったことがあったのだ。いつも私は闇雲に走っているのもだから、林道名なんかは殆ど覚えていない。林道名を聞いて、行ったことがない場所と思い込んでいただけだった。そんな勘違いから片道30kmもロスしてしまった。トホホ…
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シータテハ(2005.9.10 定山渓) |
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ちょうどお昼が近づいた時にチャンスはやってきた。それまで空一面
を被っていた雲が、ぽっかりと穴を明け、陽が射し始めたのである。私にとっては、ここまで三百数十km走ってきた努力が報われたかのように思えた。そして案の定キベリはやって来た。いつの間にか崖の上の方に止まり、時折翅を広げては、その華麗な姿を誇示している。
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アカタテハ(2005.9.10 定山渓))
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そのキベリは地表に止まり、翅を開閉し始めた。慌てて駆け寄ると、ふわりと舞い上がり、今度は崖へ。でもかなり低い位
置だ。カメラを連写モードに替え、シャッターを切るが4枚目のシャッターが下りた時にはもうその姿はなかった。しかも、気が付くと崖の上のキベリもいつの間にか姿を消していた。
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ヒメアカタテハ(2005.9.10 定山渓)
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全く現金なもので、午前中姿を現さなかった蝶たちが、陽が射した途端にあっちでも、こっちでも吸蜜しているではないか!エルタテハとルリタテハは見なかったが、結構私の目を楽しませてくれた。
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ん?(2005.9.10 定山渓)
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今日はもうダメかなと思い、帰りかけたとき、目の前を派手なヤツが高速で過ぎった。蛾であることはすぐに分かった。後翅のあの派手なのは、きっとシタバ蛾の類だろう。飛んで行った先の木の枝をじっと見るが、なかなか見つけられない。ようやく目が慣れて1頭発見したら、今度は次々と見えてきて、結局その枝には4〜5頭が止まり集団お見合状態だったようだ。そのうちの2頭だけがこの写
真に納まっているのだが、皆さんはお分かりになりますか?
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