ウラナミアカシジミ(2005.7.23 恵庭市 ) |
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ここんとここ、すっかり恒例になっている恵庭。何しろ複数のゼフィルスに会えるものだから、当分恵庭行きは続きそうな気配である。去年は、ネットでの呼びかけにGさんが応えてくれて、恵庭で落ち合った。しかし、少しばかりタイミングが早過ぎたようで、最も期待していたウラナミアカには1頭だけしか出会えなかった。Gさんは、ついに撮影さえ出来なかったのだが、果
たして今年は…
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ミズイロオナガシジミ(2005.7.23 恵庭市
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S氏が、“さっきの(カメラを持った)人、もしかしたらMさんかも知れない”と言うので、少し戻ってみたら、ローアングルでカメラを構えてる青年が居た。S氏が声をかけると、やはりMさんだった。彼は、S氏のホームページに出入りしている方なのだが、このポイントはS氏が教えたと云うことだった。
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ジョウザンミドリシジミ♂(2005.7.23 恵庭市) |
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次に訪れたポイントにも一見あまり蝶が居ない様子だった。しかし、さすがに5人も居ると誰かが何かを次々に見つける。Kさんも“こんなに大勢で撮影するのは初めてですよ”と仰っていた。 |
ウスイロオナガシジミ(2005.7.23 恵庭市)
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その後も飽きない程度に様々な蝶が現れ、皆も満足できる撮影が出来たんじゃないかと、主催者としては一安心!そんなときにウラジロミドリシジミを発見した。あまり多くはない種類なので、そばにいたS氏に声をかけ、知らせながらも私もカメラを構えたのだが、その瞬間、私の携帯電話が鳴った。自分の会社の電話は、休日には私の携帯に転送してある。実際、今日も何度か携帯は鳴っていたので、またかと思いながらも電話に出てみたら、昨年も恵庭でご一緒したGさんからだった。“今、どこにいるの?”と仰るので、詳しく説明しているスキに、ウラジロミドリはどこかに行ってしまった!むむむ…
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ジョウザンミドリシジミ♀(2005.7.23 恵庭市) |
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さすがに6名も集まるとご覧の通り!遠慮してるとこんな写
真ばかり…いやいやそんなこともないのであるが、とにかく最初はS氏と2人だけでもと思ったのに、こんなに賑わって嬉しい限りである。 |
オオミドリシジミ(2005.7.23 恵庭市) |
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そんなこんなで多くのゼフィルス類と出会うことが出来た。ところで、ゼフィルスと云う表現は、蝶マニアでは当たり前なのだが、ナラ・カシなどの樹木を植樹とする、やや大型のシジミチョウの仲間を総称してそう表現する。意味は“そよ風の精”イメージにぴったり合うので、マニアの間では好んで使われている俗称と思っていただいて良いだろう。私が最も好きなのは、このオオミドリシジミ。表面
の緑色の金属光沢は、他のミドリシジミの仲間より弱いのだが、大きく立派なことと、裏面
の白っぽくて清楚なイメージが好きなのである。 ※帯広市に戻ると、S氏の奥様が朝食に続いて夕食も用意して下さっていた。いやー申し訳ない!S氏にはもったいない奥様だわ!大事にしろよ!! ※本文中のイニシャルは、ハンドルネームの頭文字に統一させて頂きました。 |