ノビタキ(2005.7.2 音更町) |
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北海道には豊かな自然がある。確かに日本の他県より自然はある。しかし、それは守られてるとか保存されているといったことではなく、他県より開発が大幅に遅れているというだけのことではないかと思う。実際、年々開発が進み北海道の自然は徐々に失われているように感じている。
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カワラヒワとノビタキ♀?(2005.7.2 音更町) |
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しかし、大型のキアゲハはまだ良い方だ。飛翔力もあって自ら新天地へ移動することができるから絶滅の心配は薄い。しかし、飛翔力もなく食草から離れることのない種は、その草を刈られただけで絶滅する。そんなことを知ってか、知らずか、はたまた年間予算が余っているのか、滅多に人も来ない、せいぜいご近所さんがワンコの散歩に来る程度の堤防まで、綺麗に整備してくれる。
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ヒメシジミ(2005.7.2 音更町) |
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他にも、クサフジを主な食草にしているヒメシジミやカバイロシジミ。まあ、これはクサフジの繁殖力に助けられて、まだ健在ではあるけれど…。ナンテンハギに依存しているイシダシジミ(アサマシジミ北海道亜種)なんかは、十勝で見ることがかなり難しくなってしまった。
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マツヨイセンノウ(2005.7.2 音更町) |
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イシダシジミは、サイズがカバイロシジミ。模様はヒメシジミにそっくりな蝶だから、飛んでいる姿を見て、それと判断することは非常に難しい。もしやと思い追いかけて、やっと止まってくれた蝶をファインダー越しに覗いては、なーんだ、ヒメか、なーんだ、カバイロかぁ!と無駄
な作業を延々と繰り返した。
※写真に関係ないお話に終始してしまいました。ご免なさい! |