ミヤマハタザオ?(2005.5.15 帯広川

 ヨーロッパ出国前に壊したカメラは、修理には出したもののどうやら東京送りになった模様で、未だ何の連絡もない。もっとも帰国後じっくり保証書を見たら、何とスイスのチューリッヒで修理受付をやっていた。即持ち込めば、向こうで直せたのかも知れない。等と気付いても、これぞ後の祭り。
 帰国後には、もう北海道の桜は終わっただろうとの予測とは違って、まだまだ桜はこれからのようだ。5月7日には雪も降ったとか。いったい季節はどこまで進んでいるのかと、Dimage7を引っぱり出して、うろついてみることにした。

 いつもの合流点の鴨の様子を見ようと、車を走らせていたら、土手の一部に白い花が見えた、背丈は15〜20cmくらいだろうか。私の手許の図鑑では、該当しそうなのがミヤマハタザオくらいのだが、如何なものか?

 

ハシビロガモ(2005.5.15 帯広川

 合流点には、キンクロが少々いただけで、殆どの鴨類は姿を消していた。ところが、見たこともない奴がペアで来ていた。滑稽なほど嘴がでかい!ははーん、これがハシビロガモだなと、すぐに分かったが、距離がありすぎた。しかもコンバージョンレンズも持って来ていない。
 壊したデジをつくづく恨めしく思いながらも数枚シャッターを切ってみる。とりあえず証拠写 真としては使えそう(笑)


ツクシガモ?(2005.5.15 帯広川

 下流の様子を見に行ったら、またまた見慣れぬ 鴨が…頭部以外やたらと白っぽい。マガモよりやや大きい感じだが、白いから余計にそう感じたのかも知れない。土手に車を停めて川岸に近づくと、下流に飛んでしまった。その姿、やはり見たことが無い種類だ。
 何としても撮らなければと車を下流に戻し、車から降りるとまたまた鴨は上流へ…くそぉ!おちょくられてるぞ!!意地になってまた上流へ向かう。今度は木に隠れながら川岸に近づき、取りあえず木陰から一枚。カワアイサのようなスマートさはなく、頭部もそれより黒い。しかも背中の黒い部分と繋がっている様子。飛んだときにホオジロガモを思い起こすが、それより明らかに大きく、頬に白い部分はない。
 更に近づいて確認せねばと木陰から身を晒した途端にまたまた飛ばれてしまった。うー残念無念!!なんでこんな時にNEWデジが無いんだよぉー!これでは、証拠写 真にも程遠い!!

※このカモについて、単なるカワアイサではないかとのご指摘を頂いた。

私自身全く自信がないのできっとそうなのかも知れない。
いつかツクシガモを見る機会が有ればその時に違いが分かるのだろう。
ご指摘頂いたHさんに感謝致します。

ツツドリ(2005.5.15 豊頃町

 鴨は諦め豊頃に向かう。確かあそこには沢山の桜の木が植えてあったはず。ところが桜はまだ咲いてなかった。数輪ぱらり、ぱらりと咲いている木もあるといった程度。どうなってるの?もう5月も中旬だよ!
 諦めて帰りかけた時にカッコウらしき鳥が飛んだ。カメラを掴んで追いかけるとさほど遠くない木の枝にとまってくれた。シャッターを切っているときに「ボボ、ボボ」と独特の啼き声。そうかい、あんたはツツドリだったのかい(笑)

 

エゾシカ2005.5.15  長流枝

 ずーっと曇り空で気温が上がらない。豊頃でちょっと有名なラーメン屋さんに寄る。席はいっぱいで少し待たされた。ここのご主人かなりのこだわりを持っているらしい。確かに余所にはない味だった。人気店だけあって味も悪くはないのだが、濃い味の好きな私にさえ、少し濃いんでないの?って感じ…
 帰宅しようと思ったが、雲に少し切れ間が出来てきた。池田町からちょっと寄り道をして音更町に回り込みいつもの長流枝へ。しかし、気温は上がらずじまいで、蝶の姿はなかった。林道をゆっくり流していると右斜面 で、ザザッという音。鹿が急斜面を降りるのにコケたらしい。なんだか照れくさそうに林道を横断した。斜面 の上を見ると、まだ7〜8頭居た。ドアを開けカメラを構えると、一斉に白いお尻を見せて笹薮に消えてしまった。残念!

 

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