第17章 蝶の街(Italy3)
1.ママの家
2時間弱で、ママの住む街に着いた。閑静な住宅街といった場所だった。ママの家にはルチアーノの妹さんの子ども2人が1週間前から、学校の休みを利用して遊びに来ていた。その子供達を迎えにルチアーノの妹さんも来ていた。挨拶を済ませ、皆で昼食。早速ママの手料理をご馳走になる。イタリアの家庭料理を食べつけない私だが、どの料理も美味しかった。そして感心するのは、何から何まで手作りするという姿勢。 2.Boldano(ボルダノ)
午後から、ルチアーノの妹さんの子ども達と蝶の街 Boldano(ボルダノ)を訪れる。この街は1村1品とでもいうのだろうか、蝶で売り出そうという街なのだ。蝶の標本展示、そして飼育館もあった。
幾つかのドーム状の建物の中は通路以外はジャングル状態にびっしりと植物が植えられ、そこに蝶が放たれていた。
それぞれのドームはエリアごとになっているようでもあったが、私にはよく理解できなかったが、ここは東南アジアコーナーなのかなぁ?
ドームの中はむせるほど暑く湿度も高い。すぐに汗だくになってしまった。
MANUELくんに、手乗り蝶の技を伝授。すぐに要領を掴み、色んな種類の蝶を手乗りにしてはしゃいでした。
いつか、図鑑か何かで見たことはある蝶ばかりなのだが、さっぱり名前が思い出せない。うーっ、くやひー!
こいつは、ちょっと大きかったよ。ワモンチョウ?フクロウチョウ?
もう名前はよくワカランから写真だけ見て下さいねー。
もっと撮ったのですが、このくらいにしておきましょう。いつか、機会があればもう少し蝶の素性をはっきりさせて、再度お見せできればと思います。ところで、この街が蝶の街と言われる由縁は、チョウの館があるというだけではないのです。街全体に珍しい特徴があります。それは…次の章で! |