通せん坊.

通せん坊(2023.06.18 蝶多村)

 実は昨日、神奈川県に住む弟が帰省していた。夜は居酒屋で夕食を食べ、従兄弟が経営するスナックで飲みました。ビール・焼酎・日本酒をチャンポンしたお陰で珍しく朝は8時まで熟睡。外は晴天のようですが、ボロの我が家がギシギシいう程の風です。
 取りあえずお洗濯をして、天気予報を確認したら、午後からはやや風が落ち着きそうです。うーん天気が良いのにお家に居ることは無いだろうと遅めの出発。取りあえず蝶多村へ。
 林道に入ると直ぐに倒木の通せん坊。大木ではないので自力で倒木を道際に避けて先を目指しました。ふーっ!

 

ウスバシロチョウ(2023.06.18 蝶多村)


 ここでは、特に何?というポイントでは有りませんでしたが、ウスバシロチョウが多いと感じました、先日ここで蝶仲間と出逢い、ヒメシロチョウとエゾシメシロチョウが混在するこのポイントでは雑交種が増えているとの言葉を思い出し、少し真面 目に撮影してみました。
 種の区別点は、首回りや体毛の一部が黄色いのがウスバシロで首回りや体毛が灰白色なのがヒメウスバと記憶している。北海道ではヒメウスバが一般 的でウスバシロと混生している地点は少ないのであるが、ここはピンポイントで混生している場所なのだが、雑交種はこうだという決定的な区別 点が判らなくて参ったなぁ。

 上2種がウスバシロで下の1種がヒメウスバしろだと判断しているのだが、果 たして…?

 

倒木と(2023.06.18 蝶多村)

 昼過ぎに、そろそろ風が収まるのではないかと思い、移動してリンゴシジミを探しにポイントを変えました。しかし、風は強いままで、昨日の広尾より強い気がしました。駐車した車が揺れています。リンゴポイントには倒木があり、通 路もオオイタドリが通行止めをしています。

 

ギンイチモンジセセリ(2023.06.18 蝶多村)

 ポイントを幾度も往復しましたが、姿を見ることは出来ませんでした。このポイントはもうダメかもという気がします。残念ながら今度はここでリンゴ探しはすることは無いかも知れません。
 残念だなぁと思いながら、帰途についた時、黒く小さい蝶が目の前を通 過しました。ギンイチモンジセセリです。いやー何年振りでしょう。少なくとも5年以上会っていなかったと思います。でも、考えてみたらリンゴシジミを探す時期にはギンイチモンジをよく見かけていたことを思い出しました。
 目指すリンゴシジミには出会えませんでしたが、ギンイチモンジに出会えたことで、やはり出掛けて良かったと思いました。やはりダメモトで歩き回る事は必要だと感じましたね。


  

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