2022という年は…

自宅前の雪景色(2022.12.31)

 西暦2022年が暮れようとしていますが、皆様いかがお過ごしでしょうか?Fieldが住む北海道十勝地方は、この時期、例年ですと雪は少ない事が多く、自家用車も冬タイヤに変えずに年を越した事が幾度もありましたが、今年はご覧のように、しっかりと50cm程の雪が積もっております。
 ところで、皆様にとってこの2022年はどのような年でしたでしょうか?Fieldにとりまして今年は“凶”ですね。まさかのマスク生活が3年目。プーチンや、ロケットボウイの愚考…等々、嫌な想い出が沢山ありました。

 

三遊亭円楽の色紙

 更に、エリザベス女王やアントニオ猪木、水島新司、石原慎太郎、西郷輝彦、鬘城ユキなど有名人の訃報が多い年でもあったような気がします。特に三遊亭円楽の死はFieldにとってショックでした。彼が円楽を襲名した後、帯広市で落語会がありました。その主催者が知り合いでしたので、打ち上げに来てくれと言われたのです。
 その打ち上げ会で、彼とじっくり話す機会がありました。実はFieldの伯父が足立区竹ノ塚 に住んでいて、その近くに五代目円楽の家があったのです。 そんな話をすると「私も師匠の家にはよく通 いましたよ。ところで。これ貰って欲しい」と手渡されたのがこの色紙でした。「商売繁盛」と書かれていたので、12年間会社の事務所に飾っております。
 ところで皆さんはお気付きでしょうか?色紙には「楽太郎」と書かれています。襲名前に書いた最後の一枚だと言っていました。「円楽」と書かれた最初の一枚も貴重でしょうが、これもまた良いんじゃない? (ご冥福を祈ります)

 

ヒメギフチョウ(2o22.05.05 名寄市)

 暗い話になりましたが、蝶シーズンのスタートは良い思い出になりました。蝶友H氏から「G.W.に名寄に来ませんか?」とお誘いを頂きました。ヒメギフと言えば馬鹿の一つ覚えで、ひたすら旭川を目指していましたが、本当に行って良かったと思えるエリアでした。
 ヒメギフチョウは、カタクリに止まるシーンを想像してしまいますが、エゾノリュウキンカに止まる姿もなかなか良く、感動を覚えました。お誘いいただいたH氏に感謝!

 ところがその後が良くありませんでした。平日はまあまあ良い天気でしたが、土日祝日に限って天気が良くありません。特に祝祭日に悪天候になる日がやたら多かったように感じました。皆さんは祝祭日が何日有るかご存知でしょうか?Fieldは知りませんでしたので、数えてみると16日でしたが、十勝地方では何とその内の15日が雨でした。ビックリ!

 

 

スジグロシロチョウ(2022.07.24 日勝峠)

 そんなこんなで、遠出することもなく1年が終わろうとしています。例年ですと年に10日くらいはテントや車中泊をするのですが、今年は1泊だけでした。仕方なく近場で半日だけの蝶遊びを繰り返しました。結果 、今年撮影が出来た蝶の種類はたったの58種類だけでした。…という訳で、普通 種にカメラを向けることが多かったように思います。その分アングルや配置を考えながら撮ることも出来たように思います。
 皆さんはNHKの朝ドラを見ますでしょうか?Fieldは今まで見ることは殆どありませんでしたが、“ちむどんどん”は可能な限り見続けました。そうFieldは沖縄狂ですからね。前川守賢さんという沖縄民謡歌手が居ます。彼の歌に“あしびなー”という曲があり、その歌詞の中に“ちむどんどん”という言葉が入っているのを知っていましたので「これは見なければ」と思ったのです。
 “ちむどんどん”は、期待感で胸がドキドキするという意味です。どうぞ皆様にも2023年は、なにとぞ“ちむどんどん”がありますように。そうして来年は卯年ですので、Fieldも飛び跳ねるぞ!!
 今年もご愛読に感謝!


  

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